学習コース・授業料
学習コース
ことば塾が直接受験に役に立たない小論文を推奨する理由
なぜ小論文が苦手な人が多いのでしょうか。極論をすれば世の中の大多数の人間にとって苦手な分野であるといえます。もちろん教師自身も例外でありません。そもそも小論文嫌いはただ単に「文章の技術」の問題でしょうか。書けないのは文章力がないからでしょうか。小論文では「考える力」が必要不可欠であり、マークシート受験のように受身の受験テクニックだけでは到底太刀打ちできません。小論文は自らの意見を能動的に主張せねばならないからです。そして「考えて」文章を書くには、何倍もの文章を読み、考え、自身に蓄える必要があります。蓄えを自らの中で熟成させたものを発露させねばなりません。
具体的に小論文の形はさまざまですが一例を挙げてみます。
「脳死は人の死か」について論じるとします。
まず「脳死は人の死か」という題を読みます。そして「脳死」と「人の死」についての知識を検索し、分析し、その結果を元に「出題意図」を探らねばなりません。次に出題意図に即した例えば「臓器移植」「宗教」「倫理」「法律」など多岐にわたる要素を取捨選択する必要があります。そこには○×などのような正解は存在しません。出題意図を探りながら、制限字数を意識しながら素材を選択し、自らの意見を練り上げその結果を制限時間内で文章に仕上げ書かねばなりません。まさに同時に多種の「考察」の過程です。勿論「知識」や「表現力」がなければ始まりませんが、さまざまな「考えること」が主役だとご理解頂けるはずです。
小論文をやると誰しも自身の課題が浮かび上がります。そもそも知識がない人、検索、分析が苦手な人、考察(考えること)が苦手な人、自らの意見を持っているが纏められない人、文章力がない人。それこそ人によって課題は千差万別です。そして、その課題に対応した学習が必要であります。自身の課題を克服した暁には、人の考えを正しく理解できる、人の考えに意見を言える、自らの考えを主張できる、「考える力」のある人になれると確信しています。
小論文コース
設定理由
考える力を養う。自己表現力を身につける。
クラス指導(最大3人まで)
作文クラス
「考えること」が苦手な方に、自由作文を通し、文章に対する苦手意識を払拭しつつ、指導者との質疑応答の過程で徐々に「考える力」を身につけることが目標です。一例として「夏の出来事」という題を使い、夏の出来事を客観的に記述する訓練、その出来事に対する感想を記述する訓練を行い、文章を書くことで苦手意識を払拭しつつ、徐々に客観性・主観性を身につけていきます。
小論文基礎(現代文)クラス
生徒の実状にあった題材を使用し、作者と文章を通して徹底的に語り合う方法を指南します。最初に作者の意見に耳を傾けること、すなわち要約する力を身につけます。そして作者に語りかけること、すなわち作者の意見に対する自分の感想を文章にまとめます。
小論文実践クラス
時間のあまりない受験生など小論文が必須の方に過去問などを使用して実践的な小論文を学びます。受験生のみに推奨。
古典コース
古典講読クラス
設定理由
「習うより慣れろ」
学校教育などの場合、カリキュラム上の制約もあり、どうしても細部の文法の説明に力を割く結果しばしば「木を見て森を見ず」となり、全体の内容を掴めなかったということが多々あります。教科書等に採択された良質な教材を中心に、細かいところは拘らず多読することで「森を見る」力、内容を把握できる力を養います。もちろん、その折指導者が適宜古典常識・重要な語句・文法などを解説し、読解力を養う力のサポートをいたします。
古典講読Aコース
古典講読Bコース
古典文法クラス
個人的には同じ言語体系の古典文法を詳細にやる必要はないと考えます。しかし、多くの生徒が異口同音に「古典文法が嫌い、古典が苦手」と言うのを耳にしました。ならば「逆もまた真なり」古典文法を得意にすれば古典が一気に得意科目になり得るし、実際にそのような生徒を見かけました。ことば塾の古典文法は単純な暗記ではありません。納得するもの、及び古人の感性を感じるものです。やってみると奥深く面白いものですよ。
用言(動詞・形容詞・形容動詞まで)コース 概ね四回の授業で終了予定です。
助動詞コース 概ね八回の予定です。
敬語コース 概ね六回の予定です。
注 各コースとも国語文法の知識によって予定は変更いたします。
英語コース
設定理由
勿論「英語を英語で理解するのが最終目的でありますが、母国語と異なった言語を一朝一夕に理解するわけにはいきません。やはり異なった言語体系を習得するには文法は近道であります。勿論偏重する必要はありません。ことば塾では習得の近道である文法を言語習得の言わば助走と考え、基礎的な文法をマスターすることを主眼においております。
英文法基礎クラス
中学校で習う程度のテキストを使用します。
英文法発展クラス
構文理解を中心にすえ、構文理解に必須な不定詞・分詞、関係代名詞などを学びます。仕上げとして長文を学びます。指導の過程では、第何文型か、また補語や目的語などということに拘らず、文章の構造が理解できることを目指します。逆説的ですが、何文型とか不定詞という言葉を忘れるほど自然に身につける、文法を理解して文法を忘れることが目標です。
個別指導コース
個別コースについては面談の上、指導内容・授業料を決定いたします。訪問指導も相談に応じます。
ことば塾初月の授業料半額キャンペーン
2010年3月末までいつ入塾されても
入塾金 2000円 (兄弟姉妹入塾の場合二人目以降は不要です)
最初の一カ月の授業料を半額
最初の一カ月でことば塾の指導を体感してください。
中途に退塾された場合は、残りの授業料をお返します。
人間には相性が必ずあります。指導が合わない場合どうぞ遠慮なく仰ってください。合わない教師のもとで無理に続けても成果は上がりません。成果を上げられないことこそ最も残念なことですから。
ことば塾では一週間前までに言っていただければ残りの授業料をお返しいたします。
指導開始日・曜日・時間
各コースとも毎月第1週及び第3週にスタートします。
各クラス編成と時間・曜日は面談の上決定します。
授業料
小論文 70分1ヶ月4回
一人 | 二人 | 三人 |
12000円 | 10000円 | 7500円 |
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中学生以下 50+5分1ヶ月4回
一人 | 二人 | 三人 | 四人 | | |
8000円 | 7000円 | 6000円 | 5000円 | | |
高校生 60+5分2500円
一人 | 二人 | 三人 | 四人 | | |
10000円 | 9000円 | 8000円 | 7000円 | | |
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60+5分の「+5分」は、質問や確認の時間にあてます。
授業料以外、施設費や維持費など一切いただきません。
テキスト 市販のテキスト、又はオリジナルテキスト(月額最大500円)
兄弟姉妹が受講される場合には10〜20%オフとさせていただきます。
複数コースを受講される方には10〜20%オフとさせていただきます。
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