11月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
喜寿からのウォーキングを笑う足 句が詠めぬ脳は空っぽ空は青 ウォーキング刻々変わる空見上げ 久しぶりマスクで喋る滑らかに |
自 選 | 近 詠 | 番傘くすのき川柳会 12月号(第45号) |
ナシ | 若山宗彦 | 近詠鑑賞 | |
寺デビューご先祖さまに導かれ | 佐伯康子 推薦 |
心に残った句 | |
満月や空家のもみじ赤く染む | 高橋孝造 選 | 席題 「葉」 | |
ポイ捨てが進化の一途今マスク | 豊田佳子 選 | 宿題 「あらあ ら」 |
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50年信じる人と生きる幸 信じてる介護するのは女房だと |
若山宗彦 選 | 宿題「信じる」 | |
スマホデビューゆっくり一つまた一つ | 前中知栄 抄 | 9月句会 | ☆番傘各地区報 (9月句会) |
目玉焼き味噌汁すすり始まる日 | ☆第71回広島平和祈念誌上川柳大会 | ||
10月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
地方紙の読者文芸ゆるむ頬 |
自 選 | 近 詠 | 番傘くすのき川柳会 11月号(第44号) |
◎名月やお袋の味里の秋 満月を眺めていると里の秋を思いだし、そしてお袋の味がよみがえってきます。 秋はみんな詩人です。 |
若山宗彦 | 近詠鑑賞 | |
涼しさに夏枯れの鉢そこかしこ |
日下洋子 推薦 | 心に残った句 | |
ピザを分け孫子賑わい蚊帳の外 |
下川真稔 選 | 席題 「ピザ」 | |
よちよちと反対靴が動く足 |
北川周興 選 | 宿題 「反対」 | |
難聴の会話ちぐはぐ爺と婆 | 飛田陽子 選 | 宿題「喜劇」 | |
びっくりは餅の中から生イチゴ | 前中知栄 抄 | 番傘各地区報(8月句会) | |
9月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
名月やお袋の味里の秋 |
自選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 10月号(第43号) |
ナシ |
若山宗彦 | 近詠鑑賞 | |
乾杯も拍手も無いが優しい目 |
堀さちこ | 心に残った句 | |
かくれんぼハイハイの足み〜つけた |
佐々木和則 選 | 席題 | |
脇役も主役もこなすひとり言 |
ドラマ | 宿題 | |
スマホデビューゆっくり一つ又一つ |
ゆっくり | 宿題 | |
8 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
乾杯も拍手も無いが優しい目 |
自選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 9月号(第42号) |
◎あの世までお供しますと言うマスク コロナとの戦いは、まだまだ続きそうです。ウィズコロナと言っても、マスクに懷枯れるのはいやですね。 |
若山宗彦 | 近詠鑑賞 | |
おはようのマスクの下にある笑顔 |
豊田芳香推 | 心に残った句 | |
持ち物のワンポイントにイチゴの絵 |
イチゴ | 席題 | |
下校時の子等ずぶ濡れではしゃぐ声 |
夕立 | 宿題 | |
時間差で集う恒例墓参り |
帰省 | 宿題 | |
7 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
おはようのマスクの下にある笑顔 |
自 選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 8月号(第41号) |
ナシ | 若山宗彦 | 近詠鑑賞 | |
喜びをマスク眼鏡の奥に見る |
豊田佳子推薦 | 心に残った句 | |
公園に親子が戻る自粛時 |
豊田芳香 選 | 席題「園} | |
登下校マスク気にせずはしゃぐ子等 |
下川 真稔 選 | 宿題「希望」 | |
時めきのビデオの夫は今何処 |
飛田陽子 選 | 宿題「再生」 | |
愚痴一つポロリ転げて拾う楽 |
互選4票 | 雑詠 | |
8月号編集を終えて、 国語力の無い私ですが、パソコンが出来ると言うことで編集のお手伝いをしています 会長を中心にパソコン経験者数名が、月1回川柳誌発行の勉強会を始めて早3年、 8月号から全員がパソコンで1冊を仕上げようと言うことになりました。その意味で忘れがたい記年号となり感無量です。 たかが13ページされど13ページ、会員の皆様のその時その時の想いの結集です。 1字1字間違わないようにすることが大切な事だと思い知る今日この頃です (千恵美) |
千恵美 | 編集後記 | |
6 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
外出の自粛が緩み白髪染め |
自 選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 7月号(第40号) |
ナシ | 若山宗彦 | 近詠鑑賞(5月号 | |
夢で覚め指折り数えメモ1句 |
安部 敦子推薦 | 心に残った句(5月号) | |
昼寝して床に入ると目が冴える 蚊か蝉か住み着き騒ぐ耳の奥 |
北川周興 選 | 席題 「困る」 | |
ゼラニューム挿し芽が根付く梅雨の朝 |
佐々木 和則 選 | 宿題「じめじめ」 | |
暑さ寒さ老体の身に四季何処 |
若山 宗彦選 | 宿題「衣替え」 | |
5 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
夢で覚め指折り数えメモ1句 |
自選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 6月号(第39号) |
ナシ | 若山宗彦 | 近詠鑑賞(5月号) | |
朝ドラで今日が始まる1週間 |
松岡登代子 選 | 心に残った句(5月号) | |
下痢嘔吐母はゆっくり粥を炊く |
有馬けいこ 選 | 課題 | |
来ぬ花見今年の桜ゆらり咲く |
豊田佳子 選 | 宿題「ゆらり」 | |
試練です一人ぼっちにさせないで |
北川周興 選 | 宿題「試練」 | |
結局は時間かけてもコロナの句 |
互選(5票) | 雑詠 | |
返す会釈マスクに帽子恙無い |
前中知栄 選 | 番傘各地区報 (3月句会) |
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4 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
朝ドラで今日が始まる1週間 |
自選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 5月号(第38号) |
◎スキップで春を見つける雨上がり 雨上がりに、春を見つける・・・。なかなか素敵な感覚です。スキップも納得です |
若山宗彦 | 近詠観賞 | |
スキップで春を見つける雨上がり | 谷 薫推薦 | 心に残った句 | |
来年の桜見るまでへこたれぬ | 塩谷 邦子選 | 課題吟(桜) | |
元気を出し生きてくれてりゃそれで良い | 高橋 孝造選 | 宿題(悟り) | |
お揃いのマスクでコロナ予防の輪 | 豊田 芳香選 | 宿題(輪) | |
3 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
スキップで春を見つける雨上がり |
自選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 4月号(第37号) |
◎無事に喜寿迎新たな春よ来い 人生百年時代、喜寿はまだまだ通過点です。 気持ちを切りかえて新たな春へ、ジャンプしてください! |
若山宗彦 | 近詠観賞 | |
大欠伸時と場所では罪なやつ |
有馬けいこ 推薦 | 心に残った句 | |
返す会釈マスクに帽子恙無い |
吉岡美子 選 | 課題吟(マスク) | |
如月はコロナコロナの閏年 |
齋藤千恵美 選 | 宿題(からっぽ) | |
断捨離ももったいないが邪魔をする |
井原?土喰 選 | 宿題(古い) | |
★誌上句会とあり、初めての選をさせていただきました。 |
齋藤千恵美 | 編集後記 | |
2 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
無事に喜寿迎え新たな春よ来い |
自選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 3月号(第36号) |
ナシ | 若山宗彦 | 近詠観賞 | |
パソコンの賀状存命だけは知る |
井藤淳三 推薦 | 心に残った句 | |
梅干しで一膳飯におかわりも |
豊田芳香 選 | 席題(梅) | |
誕生日電話の孫にありがとう 花好きに水仙の香でお出迎え |
豊田佳子 選 | 宿題(ささやか) | |
プレパトが俳句ブームに火を点ける |
堀内けん 選 | 宿題(ブーム) | |
居るだけで心安らぐ人と居る |
互選(5票) | 雑詠 | |
1 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
元旦や何はせずとも日が暮れる |
自選 | 近詠 | 番傘くすのき川柳会 2月号(第35号) |
ナシ | 若山宗彦 | 近詠鑑賞 | |
不機嫌が団地の坂を長くする |
米田恵子 推薦 | 心に残った句 | |
全没で青菜に塩となる私 |
豊田 芳香選 | 席題(塩) | |
語彙不足意欲で1句また1句 |
下川 真稔選 | 宿題(不足) | |
たまにゃ良いふわりふわふわ酔い気分 |
若山 宗彦選 | 宿題(ふわり) | |
これからだ遊び知らずの喜寿女 |
互選3票 | 雑詠 | |
被災者が災害見舞いボランティア | 番傘各地区報 11月句会 前中知栄 |
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12 月 作 品 | 選 者 | 備 考 | 掲載誌 |
未開封の才能あれと挑む春 |
自選 | 念頭吟 | 番傘くすのき川柳会 1月号(第34号) |
不機嫌が団地の坂を長くする |
自選 | 近詠 | |
◎電気代水道費にも冬が来る
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若山宗彦 | 近詠鑑賞 | |
ありのまま思いつ白髪染めている |
吉岡美子(推薦 | 心に残った句 | |
コーラスで口ぱくぱくで穴を埋め |
豊田芳香(選) | 席題(ぱくぱく) | |
ほかほかの布団恋しや茜空 |
佐々木和則(選 ) | 宿題(日和) | |
お節介だと知りつつも手を添える |
若山宗彦(選) | 宿題(世話) | |
笑うネタ出逢い楽しむ川柳会 |
互選 4票 | 雑詠 | |
人情味あふれる村は無人駅 | 番傘各地区報 10月句会 前中知栄 |