石鎚山登山(1982メートル)

2001年11月11日

2001年11月10日 わがクラブの今年最後の登山は石鎚山。15人が参加。10日の朝7時、4台の車に分乗し、小谷PAを出発。しまなみ街道を通り、今治市へ。国道33号線を松山へ。桜3里のトンネルを過ぎ、川内町から左に曲がり黒森峠を越える。面河渓から昭和45年に完成した石鎚スカイラインにはいる。スカイラインは全長18キロ。面河渓から土小屋までので標高差800メートルを快適に走る。車窓から紅葉は見える。残念なことに石鎚山は霧の中だ。数え切れないカーブを曲がりつめたところが、標高1493メートルの土小屋だ。国民宿舎に車を置く。霧は深く、風も強い。とても寒く、外では昼食を取れないので宿舎の好意に甘えて食堂で弁当を食べる。明日の登山に備え、足慣らしに岩黒山を目指す。1時間ぐらいで山頂へ。山頂は霧の中。記念写真を撮って早々に下山。早めに風呂に入り、冷えた身体を温める。6時ごろから夕食。天気回復を祈念して乾杯。食事の終わる頃から風も弱まり、西条市の明かりが見える。願いが通じたのか天気が回復してきたようだ。明日に備えて早めに就寝。
11日 快晴。国民宿舎から見る石鎚山は樹氷に光っている。7時40分に出発。霜柱を踏みしめ、快適に登る。たんたんとした緩やかな登りが続く。白く輝く石鎚の鋭鋒が目前に迫ってくる。振り返ると土小屋が見える。瓶が森の駐車場の車もキラキラ光っている。2時間で二の鎖小屋に。石鎚名物の鎖コースが見える。二の鎖は長さ49メートル、50度の急傾斜。鎖を登る人と巻き道を登るグループに別れて登る。右手には白骨林の樹氷が朝日にキラキラ光る。階段は凍っていて登りにくい。足下を確かめながら登ると三の鎖場へ。長さ62メートルあり、まるでビルに登るようだ。ここも巻き道へ。10時に山頂へ。山頂からは石鎚連峰、瓶が森、四国カルスト、瀬戸内海、広島の山々も見える。鎖場を登ったグループも無事到着。コーヒーで乾杯。リュックを置いて槍の穂先に似た天狗岳を目指す。やせ尾根を恐る恐る登り天狗岳山頂へ。1982メートルからの大パノラマを楽しむ。11時20分下山開始。巻き道は大渋滞。13時20分土小屋へ無事下山。国道33号線の渋滞が気になりすぐ出発。心配した通り、三坂峠から松山市内まで大渋滞。4台の車がそろったのはフェリー出発5分前。17時15分のフェリーに乗り、広島へ。楽しい思い出を土産に家路についた。
石鎚山 樹氷 花にも氷
快晴の石鎚山 樹氷 花も凍る
石鎚神社 土小屋 山頂の樹氷
天狗岳(Aさん撮影) 天狗岳より(Aさん撮影) 樹氷(Aさん撮影)

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