佐伯東組仏壮連盟会長研修会

佐伯東組仏壮連盟会長研修会が、平成24年11月16日【金】13:30〜15:30 浄教寺にて、行われ、共に研修しました。
テーマ『中村 元と浄土教』 講師 渡辺 郁夫先生【修道学園】
このたびは、公開講座の形式で行われ、多数の男女が熱心に聴聞されました。
光西寺から、光西寺仏壮会長の梶山正光、住職の2名が参加し、研修しました。

中村 元師について、詳しく紹介されながら、広い見地からのお話で大いに刺激をうけました。

中村 元師は、実に広い見地から、膨大な研究をされた方であるけれど、同時に、

『仏教をわかりやすく説く』ということも考えられていたとか。

何故、仏教は衰退したのか?理由が分からない。現在インドでは、仏教徒が増えている。

中村 元師は龍樹菩薩の研究もされている。真宗の七高僧の一人だ。

インド仏教が深く浄土真宗と関わっている。不思議なことに感じる。

中村 元師は、浄土教の経も翻訳されている。

大無量寿経の『第十八願文』のサンスクリットの原本にも、『唯除の文』がある。

五逆や正法を非謗したものが、救われる。とは、どういうことか?

それは、一人一人が突き当たり、乗り越えなければならない問題だと感じた。

『本願を聞く』『仏心を聞く』という姿勢に学びたいと感じた。

仏教は『空』の思想、『慈悲』の思想とあるが、この二つは大いに関わっているのか。

今、まさに、戦いに出発しなければならない。殺してしまうだろう。それも親族と戦わなければならない。

そういう時に、絶体絶命の当事者に、救いを与え、拠り所となるのが宗教なのではないか?

どうしても罪を作らずに、日々、生きていくことが出来ない、そういう私が救われるとは、どういうことか?

絶体絶命と一体の救い。そのようなことを、お話を聞きながら、思わされました。

話には、宇宙大の奥深さみたいなものがありました。有難うございました。合掌

行事の模様を、写真で紹介します。

光西寺仏壮会長
梶山正光氏
仏壮連盟会長
永谷 啓次郎氏 挨拶


仏壮連盟部長・浄教寺住職
今田 法雄 挨拶
講師
渡辺 郁夫先生


講師
渡辺 郁夫先生
仏壮連盟会長研修会
浄教寺 本堂




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