○ 呂山先生詩註為業懐旧 注疏三年坐徹明。 注疏 三年 坐して明に徹す 措辞仰止養心誠。 措辞 仰止 養心 誠なり 正知詩格少陵調。 正に知る 詩格 少陵の調 豈若剛腸孰敢争。 豈に若かん 剛腸 孰か敢えて争うや 【語意】呂山先生の詩註業と為し旧を懐う ○ 注疏(ちゅうそ): 本文の解釈を注と言う。注を更に詳しく解釈したものを 疏と言う。 ○ 措辞(そじ): 詩文などのことばの使いかた、配置のしかた。 ○ 仰止(ぎょうし): あおぐ。したう。 ○ 養心(ようしん): 善良な本心を育てあげる。 ○ 少陵: 杜甫。
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