陪呂山主宰謁頼山陽先生墓 修史東方千古雄。 修史 東方 千古の雄 汪洋文気駕長風。 汪洋たる文気 長風に駕す 唯今来謁青山墓。 唯今 来たり謁す 青山の墓 寒碧琅琅戞玉中。 寒碧 琅琅 戞玉の中 【題目】 呂山主宰に陪し頼山陽先生の墓に謁す。 ○ 頼山陽先生の墓地は、京都知音院の上方、長楽寺にあった。 ○ 修史: 史書を編纂すること。 ○ 汪洋: 水の深くて広く、際限のなさま。転じて、恩沢・度量・文章などの 広く深いさま。 ○ 長風: 遠くから吹いてくる風。大業を成就すること。 ○ 寒碧: 竹の青々とした形容。 ○ 戞玉: 金石がふれ合うような音色。
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