清明上河図>2
清明上河図 (2)
独断・清明上河図を旅する。
1・ しーんと静まりかえった朝靄の農村風景の中、何処となく聞こえてくる水の音。画巻の冒頭から左に眺望して行く。と、振り分け荷物を五頭の驢馬に乗せ川沿いに小道を行く人が現れて来た。小川には一艘の小舟が見える。左に小さな橋がある。橋を渡ると樹木のまばらな中に、小さな集落が見えてきました。早朝の靄の中。

2・ 農村の雰囲気を感じさせる。二軒の茅葺の家、人影は無い。奥の瓦屋根の茶屋らしい縁側には、三つの縁台が置かれたまま。三軒並んだ隣の茅葺の家も未だ朝餉の感じはない。前の空き地には何やら農作業用と思われる農具が置かれたままになっている。早朝の農村の感じが伝わってくるようです。

3・暫らくして老木が数本、生い茂がっている場所に出会う、根本がゴツゴツしたさまは、不気味さえ感じる。樹木の端側に瓦屋根の家がある、家の前は町へ入って行く街道が見える。家の主だろうか? 裏庭先に坐して前方を眺めている。瓦屋根の家の裏側には束ねた柴 が立て掛けてあります。何処にでも見られる田舎の風景です。
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