コーラス・ピープル第11回公演
ミュージカル「RHAPSODY IN BLUE」
-男と女の狂想曲-



あらすじ
“ティン・パン・アレー”は,ショーの鑑賞できるレストラン・シアター.ダンサーたちにはトップを自認する麗子の派閥(麗子チーム)に対し,新興の「マリ」チーム(マリとよしえたち)との対立があった. ある日の練習後,オーナーの庄田が息子「明夫」を連れてやってきた.本場ニューヨークでショービジネスを学び帰国したばかりの明夫が演出する第11周年記念公演の決定とその為のオーディションの開催を告げるためであった.明夫を一目見た「よしえ」は好感をもつ. ある日,オーディションに備えた練習後の帰り.マリは何者かにおそわれる.麗子の親衛隊の仕業だった.それを助けたのは「リョウ」という青年.リョウは“ティン・パン・アレー”の新入りバンドボーイ.二人の運命的な出会いだった. オーディションで,主役の座を射止めたマリ.敗れた麗子は世代交代を密かに自覚する.マリとリョウは自分の夢を語り,マリは,逆境にめげず夢をめざすリョウに心惹かれていく. 第11周年記念公演「The Nice Music」が華々しく上演された.公演後,明夫はマリに対しプロポーズし,お互いの親同士で明夫とマリの結婚話は進められていった.結婚式の前日,マリとリョウはおたがいに愛し合っていることに気づくが,リョウには新しい一歩を踏み出す勇気はなかった.一方,麗子には,自分の若い頃とマリとが重なり合っていた.麗子はトップになるため自分の真実の愛を捨てた過去があったのだ.そしてマリに勇気を持つよう助言するのだった. 教会のチャペルが鳴る.みんなが見守る中,ヴァージンロードを進むマリと明夫・・・・ ・・・そして・・・感動的な結末を迎える.

ラプソディー・イン・ブルーへの出演者