ここでは、私が今までにクリアしたゲームのレビューをご紹介させていただきます。
一応は、18禁がメインなので、18歳未満の方は、速やかにご退出ください。(笑
もし、攻略法等、お尋ねしたいこと、ご意見などがおありでしたら、メールにお願いいたします。
なお、各ソフトの画像等データの著作権は、各ソフトハウス様が所持しておりますので、無断転載・無断使用等は一切禁じます。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
RGH〜恋とヒーローと学園と〜 |
Chien(シアン) |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A- |
B |
A+ |
A+ |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
私立倫応学園――それは生徒数1万人を抱える巨大学園である。
学園生たちが組織する委員会によって管理・運営されるそこに今、謎の存在が現れていた。
その名は、学園ヒーロー!
“RGH” と刻印された銀色のベルトを身に着けた彼らの正体と目的は一切謎……ではない。
各委員会のマスコットキャラクターをやったり、何やらボランティアをしたり、さらには学園ヒーロー同士で戦ってみたりなどなど……。
とにもかくにもそんな騒々しい学園はその日、新たな年度を迎えていた。
新たな出会いに胸を高鳴らせる新入生。しかしその中で、剣呑な空気を漂わせる青年――武隈巌(たけくま いわお)がいた。
目を合わせると、殺される――
周囲の者がひそひそと囁くその声を聞きながら、彼はまた顔をしかめていた。 ――いや、違う。悲しんでいた。
幼い頃から犯罪者呼ばわりされていた容貌が悪いのか、それとも超がつくほどの心配性が悪いのか?
そんな彼を運命は挑発するのか、それとも嘲笑っているのか、助けようとした女の子に暴漢と間違われたり、学園ヒーローの戦いに巻き込まれてみたり、さらに住むことになった寮はオンボロだったり…… 俺ってどこまで不幸なんだよ!?
ヘコんだ気持ちを癒すように、夜の散歩へと向かう巌。
しかし、そこでも事件は起きる。学園生たちが学園ヒーローに襲われていたのだ。
助けようとする巌だが、昼間のこともあるため、自分の顔を見せることを躊躇ってしまう。どうすれば助けることができるのか……!?
悩む巌―― そのとき彼は “あるもの” を見つける。 それこそが――始まりだった。
恋とヒーローと学園と、そこで巻き起こるスラップスティックなラブコメディー、倫応学園での新たな物語がスタートする!
感想:
スラップスティック=身体を張ったギャグ。言ってるほど面白くはない。(ゎ
前作よりもパワーアップしております。ストーリーの暴走具合も……。
前作から数年後が舞台。世界観は良いのに、短めのストーリーと説明不足のシナリオが残念です。
キャラの良さが全て。圧倒的な個性と立ち絵、SD絵、差分も含めたCG数の多さで、ぐいぐい引っ張ってくれます。
BGMはヒーローものらしく、ノリのいいカッコ良い曲が多いですよ。
システムも、前後への選択肢スキップなど、使いやすさは満点。
とにかく、主人公の手紙が最高。自分の境遇にピタリとハマって一気に感情移入しちゃいました。
ヒーローものとしてはダメだけどね。期待をしてはいけません。
無料の追加データもあり、これが意外に楽しめました。これは良い趣向。
お気に入りのキャラは「白上みなみ」。これはいいツンデレ。色黒なのがまたうれしい。
ストーリーは「碓氷倖」。一風変わったラストで、新鮮な印象です。
サブキャラでは、前作「委員長は承認せず!」のメアリーを姉にもつ「メアル」が好いヤツすぎ。これぞイケメン。
なかなか楽しめる良い作品だと思います。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
穢翼(あいよく)のユースティア |
オーガスト |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
S- |
S- |
A+ |
B+ |
A+ |
S- |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
悲劇は往々にして不条理なものだが、これほど不条理という形容がしっくりくる悲劇もなかった。
その日、この都市の一角が多くの人命と共に大地へと崩落した。
性別、年齢、人間性、地位、経済力……
犠牲者に一切の区別はなく、ただそこにいたという一事だけが、彼らの命を奪った。
なぜ死なねばならなかったのか。無数の死に何の意味があったのか。
答えはなく、残された人々に与えられたのは、輪郭のない茫洋たる喪失感だけだった。
後に「大崩落(グラン・フォルテ)」と呼ばれる悲劇だ。
あれからずっと、この都市「ノーヴァス・アイテル」には不条理の雨が降り烟っている。
上層から下層へと、都市を濡らした水は低きへ流れ、やがて牢獄に聚まり澱む。
嵩を増す汚水を取り除く術もないまま、囚人たちはただ喘ぐ。
いつの日か、この都市に陽が差す時が来るのだろうか。
感想:
なんでメルトさんシナリオがないんですかーっ(血涙
ストーリー自体は、大満足の一言。
ただ、ティア以外は途中でエンドを迎えるタイプなので、謎とかは投げっぱなしで終了。
肝心のティアのエンドは正直切なく、もどかしさが残るのも難点でした。
でもおまけで楽しませてもらえたのでOK(ぇ
CGは109枚+立ち絵・背景を見ることができます。差分も多め。
確かにキャラは可愛いのだけど、アップになると誰も同じに見える不思議。
BGMは44+唄4曲。ピアノ調でエキゾチックな感じ。全体的に物悲しい感じです。
えちシーンはおまけ含めてティア・エリス・リシア・フィオネ4、聖女2、ラヴィリア・娼婦3人1、他1。
何でメルトさんがないのか小一時間(ry まあ十分な数でしょう。
システムは凝ったもので、各種設定画面やマウスジェスチャーなどのUIがナイス。
ここまでやってて、なぜ音声テストが出来なかったのか残念です。
ワイド・汎用画面サイズ両対応、起動ディスク要。
お気にキャラはフィオネ。真っ直ぐな人っていいよね。
シナリオは聖女。信仰の本質、人の心の在りようを描いてます。
「Getchu.com 美少女ゲーム大賞2011」で総合2位。
さすがの一言に尽きます。とりあえずやっとけ。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
あえかなる世界の終わりに |
キャラメルBOX |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A+ |
A |
B+ |
A |
B |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
家族をA.Iの誤作動による事件で亡くして以来、その類のものに忌避感を持つ主人公は、CQショットと呼ばれる競技のプロ選手として生計を立てていた。
一方で学生生活は、幼馴染の【柚子】、悪友の【虎太郎】、【竜平】のおかげで、誰からも好かれる、という訳ではないが、可も無ければ不可も無い、それなりの生活を送ることが出来ていた。
そんな折、【柚子】から、彼女の友人である【千冬】のボディガードをして欲しいという頼み事を受けることになる。
どうやら彼女は最近ストーカーらしき男の視線を感じていて、それにひどく怯えているようであったが、主人公はそのストーカーに一種疑問のようなものを抱いていた。
それと時を同じくして、主人公の下に、ある厄介者が舞い込むことになる。
彼女の名前は【リップル】。
ふとした理由で主人公と生活を共にすることになった彼女は一体何者なのか…?
そして【千冬】を付け狙う男の目的は…?
感想:
一つの大きなストーリーが素晴らしい出来です。その分共通ルートが長く、リップルだけで全てが終わってしまい、個別のキャラEDがあっさりすぎるのがなんとも。
クリア後のオマケは結構楽しめました。
システムはとても簡潔で、あとは流用シーンが多いためオートスキップとかがほしかったですね。
良く出来た世界観の中で、キャラが活き活きとしています。ただ、リップル以外のヒロインはストーリーに深く食い込んでいないので、あまりに簡潔。
EDのみの分岐という感じで、その辺は不満ですが、良作だと思います。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
青空がっこのせんせい君。 |
すたじおみりす |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A+ |
B |
A+ |
A- |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
――迷い込んだのは隠れ里。
いつかどこかで見たような。山と森、川と田畑に囲まれたその村は、懐かしい色と、音と、空気に包まれていた。
日下部真人は学校教師。理想と現実の狭間で自信を無くし、職場からも日常からも逃げ出した彼が向かったのは、幼い頃を過ごした、自然豊かな郷里。
だが、そこへ向かう途中、彼は自動車の運転を誤り、谷底へと転落してしまった。
そして、次に彼が目を覚ましたとき、そこは天国でも地獄でもなく……。
迷い込んだのは隠れ里。
人ならぬ身の住む、「この世」から少しずれた場所。そこで真人は何と出会い、何を感じ、何を思い、何を見つけるのか…。
感想:
キルシェが素敵すぎです。
ストーリーの流れや人間模様はなかなか楽しいのですが、大事な場面なのにテキスト数行でさらっと流してしまったり、根本的な解決になってないままエンドになったりと、イマイチな点も。
まあそれでも面白いシーンはところどころにあり、やり応えは十分かと。
妖怪探索やオマケストーリーは良い要素でした。
CGも豊富で、H度は高め。キルシェの人間モードでのHシーンも欲しかったなあ。
システムも使いやすくてよかったのですが、音声なしにしても妖怪探索やタイトル画面では必ず声が出るのはいただけないかな。
「すたじおみりす」は解散してしまい、この作品が遺作となるのですが、「月陽炎」を超える作品は出ないままでした。残念です。
お気に入りキャラは「キルシェ」。ツンツンぶりが凄まじいです。
でもそれ以上に、周囲に配慮した言動や主人公への一途な想いなど、ヒロインの中で一番大人な感じでした。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
赤さんと吸血鬼。 |
ALcot ハニカム |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B |
A+ |
B |
A- |
S |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
主人公、西東悠はいくらかはずれた季節に学園へと現れた転校生。
どこでもやたらと眠るクセを除けば、ごくごく一般的と云えなくもないかもしれない感じの平均風な人類。
とは云え月日は百代の過客にして新味にも限界があり。
転校よりすでに半月が経過し、そろそろ当人も周囲もがその存在に慣れてきた頃。
その間、周囲にできた友人は3名。
黙ってただ在ればそれなりにハンサム、それなりに成績優秀、それなりに健康優良児。
ひとりめ。クラスメート、生嶋秋月(いくしま しゅうげつ)。
しかしその口が閉じることはあまり無く、結果的に残念な男子。
ふたりめ。秋月の幼なじみでもある、小林神威(こばやし かむい)。
その妙にハンサムな名前も相まって、黙っていればクールビューティ。しかしその実、かわいいモノに滅法弱かったり妄想が暴走気味だったりする残念少女。
さんにんめ。漆黒の長い髪を持つどこか和風の美少女、六覚院このは(ろっかくいん このは)。
成績優秀気立て良し。立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は生徒会長。
が、しかし極度のあがり症が災いし、重要な場面では高確率でヘタれる残念学園総代。
四人が親しくなったきっかけは、学園の敷地内に併設されている寄宿舎。
時代の波と少子化問題的なものにのまれ、閉鎖が決定しているその寄宿舎の、彼らは最後のメンバー。
階が隔てられているとはいえ、学校が終わればひとつ屋根の下。
そこに加わり、ほどほどに青春な日々を過ごしていたところへ現れた、新たなる転校&入寮生。
その名は──
海の向こうよりやってきた金髪の少女、アレクサンドラ・アン=クリスティン・アクセリナ。
そしてその従者、メイドのインゴット。
日本へは気象学を学びに来たというアクセリナ、彼女にはある秘密があった。
そしてさらにある日、事件が。
赤ちゃんが──寮の前に、捨てられていたのである。
感想:
「唐突と」始まって終わる物語。
シナリオは全3ルート。日常の一コマやウンチクは結構面白いのですが、シナリオがダメ。どのシナリオも通るルートが同じでエンドが3つに分岐するのみ。キャラの良さが全てです。
CGは80枚+SD絵20枚+差分289枚。
BGMは31曲+唄2曲。まったり穏やかな曲調。音量調整×、プレーヤー機能○。
えちシーンはアクセル6、インゴット・ほのか5、神威2、他2。
システムは一通りで、クイックセーブ1つ、窓サイズ自由可変、過去ログ内でシーンジャンプ可、バック再生有りと、使いやすくていいですね。
お気にキャラ・シナリオともにアクセル。メインルートだし、キャラも十分立ってます。
とにかく、唐突にシナリオが進んで唐突に終わるのはカンベンしてほしい。特にえちシーン。
果たして赤ちゃん必要だったのか? 神威必要だったのか? いまいちつかめない作品です。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
赤線街路 |
C-side |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A |
B |
B |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
終戦から10年を経た昭和33年の冬。日本には特別に売春を許された地区が幾つも存在していた。
その特別地域は警察の地図に赤い線で記されていた事から、「赤線」と呼ばれ、人々の欲望と侮蔑を一手に引き受けていた。
主人公はそんな赤線のうち一つである玉柳に足を踏み入れた少年、如月真之。
真之は戦後の混乱期、幼少の頃生活の為に娼婦に身をやつした母を追って赤線街・玉柳に入った。
国会での売春防止法制定を受け、赤線街はあと数カ月で失われる。手がかりを失う前にと玉柳を訪れるが、母の手がかりは無く途方に暮れる。
疲れ果て倒れる真之。そんな彼を介抱してくれたのは、不思議な落ち着きをもった空崎静枝だった。
彼女は玉柳の赤線宿「薫屋」の娼婦。静枝はこの街で母が見つかるまで真之を保護してくれる事となった。
赤線街での日々繰り返される生活と人情と情事。子供としての無力さと恋を覚え、成長をする真之。いつしか少年の小さかった手は、大事な者を守れるほどに成長して行く。
そして、真之は母と再会する時、何を思うのか?
彼の手は、いったい何を、誰を守るのか?
赤線の灯が消える、昭和33年の春――
運命の日は静かに迫っていた――
感想:
ノスタルジックな雰囲気でした。
少年の成長と銘打ってるだけあって、「正義」や「善悪」の価値観を問うような、考えさせられる内容でした。
それはいいんですが、主人公の当初の目的であったはずの、あれだけ必死になっていた母親探しについて、主人公の言動に違和感を覚えます。
まあそれすらも、子供であることの演出であるなら、脚本どおりということでしょう。
ストーリーは、共通ルートがほとんどを占めており、メインの静枝ルート以外はめちゃくちゃ淡白です。というか静枝さんが全て。(笑
主人公がやや短絡的なのが気にかかりますね。もう少し明るさがあればよかったんだけど。卓のほうがよっぽどカッコイイし。
H度は高くないけど、シーンやCGの数は割と多め。
BGMは作品にあわせてノスタルジックなものが多い中、OP曲はなんとも弾けてて面白かったですよ。
システムも、簡潔に使いやすく作られてました。
一番最初に静枝ルートをやってしまったせいか、なんとも今ひとつな印象です。
お気に入りは脇役の卓さん。コイツが一番苦労人なのではなかろうか。(笑
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
AQUA |
SORAHANE |
ノベル |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A+ |
A+ |
B |
B |
S |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
西暦2056年――
質量をもったホログラムを生成することができるコンピュータ 『アクア』 がパソコンに取って代わり8年が過ぎ、アクアが世界中で生活に根付いていた。
月ヶ浜はアクアを制御する“ルカ”と呼ばれるアンテナが水平線に立ち、アクア開発研究組織・ECReD擁する科学技術都市として発展してきた。
鳴海颯太は母親の智恵と共に、7年ぶりにこの街に戻ってきた。
しかし颯太は、この街に戻ってくるのが嫌だった。
ここに来ると―――死んだ千紗のことを思い出してしまうから。
柊木なずなとの衝撃的 (すぎる?) な出会い。 学園で出会う南凛や月代奈々璃といったクラスメイトたち。
そして颯太は学園で、びしょ濡れ姿のひとりの少女と再会する。
「そー……ちゃん?」
僕のことをそう呼ぶ子は、たった1人しかいなかった。
それは“ちさ”と同姓同名の野々宮千紗ではない。僕が知っている、僕が昔知り合った、僕が死んだと思っていた 野々宮千紗、ただ1人だけだった。
顔立ちも、身長も、そして胸の大きさも違ってた。 でも、その千紗の笑顔が、記憶の“ちさ”と重なった。
それは夢でも幻でもなく、現実として、確かに、そして実際に、ここにあった。
白い制服が濡れ、透けた先に見えるものは、とても神秘的で―――
―――とてもドジっ子だった。
感想:
はたからみればいい迷惑。
ストーリーの流れはとても良かったです。が、ラストがあっけなさすぎるかな。
選択肢は途中1回のみ。基本一本道です。
CGは若干パースがおかしい所ありますねー。でも背景はきれい。84枚+差分多め。
BGMはピアノやアコギの曲調で、全体的に澄んだ音色です。37+唄3曲。
えちシーンは千沙・凛、ななみ3回、他1。えち度は低め。
立ち絵を裸や下着姿とかに出来るパッチには吹きました。
でもぶっちゃけ違和感ありまくり。ただなえるだけ。
システムは使いやすく、細やかに設定出来ます。
シナリオプレーヤーという面白いツールやおまけシナリオなどの追加、前述のパッチなど、クリアして終わりじゃないところは○。
お気にキャラは、柊木なずな。えちシーンがないのが惜しすぎる。
少し風呂敷を広げすぎたんじゃないかな。
面白くはあったけど、ラストの帳尻合わせがイマイチ納得いかない感じ。
でも十分楽しめる作品です。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
明日の君と逢うために |
Purple software |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A+ |
A+ |
A |
B |
A |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
四方を青い海に囲まれた島、御風島。
その中心には、人が近づくことを許さない、深く大きな森が広がっている。
子供の頃、御風島に住んでいた主人公・八代修司。
今は都会で暮らしながら、いつか島へ帰ることを望んでいた彼に、ある日、従姉の御風里佳から、自らが勤める鈴森学園への転入の誘いがくる。
願ってもない事と、島に戻ることを決める修司。
久しぶりに訪れた懐かしい場所での小さなハプニングと予想外の再会。
想像していたものとは少し違うけれど、修司の望んでいた光景が、確かにそこに存在した。
有名な進学校でもある鈴森学園での学園生活は厳しいけれど、いつだって明るい笑い声が響いている。
八代修司の新たな日々は、こうして始まり――
そして、流れていく時間の中で、彼は一つのことを思い出す。
御風島――そこは、この世界で最後に神が目撃された場所であることを。
感想:
神隠し、という伝奇的要素を背景としたストーリーです。
ただ、この島の住民があまりに当たり前のこととしてとらえてるのがなんとも。
主人公の感情の起伏が、若干読み取りにくかったかな。
ヒロインたちは浮世離れしていて、性格がいい人すぎます。
その分、月野舞や攻略対象でない七海美菜が、活き活きとした表情に見えました。
ファン投票で攻略対象じゃない七海美菜が1位っておかしいだろう(笑
感情の表現が単調で、シナリオもいまいち怖さが足りないというか、盛り上がらないのがもったいないです。
ただ、絵もきれいでHシーンも1人あたり2〜3回と数もあるので、作品のバランスとしては高い完成度ではないかと。
これまでのパープルさんの作品の中では、久々にお気に入りです。
頼む、七海美菜を、攻略させてくれ・・・!(><
お気に入りは「七海美菜」と「月野舞」。二人が一番人間くさかった。(笑
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
明日の七海と逢うために |
パープルソフトウェア |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A |
A- |
B |
A |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
学園祭の後、りんとの話に少なからず衝撃を受けた夜。
偶然通りかかった七海に誘われるまま、七海家に招待される修司。
七海と過ごした時間で衝撃から立ち直り、学園祭の後片付けも無事に終了した翌日――
修司は、鈴森学園の音楽室で見知らぬ少女と運命的な出会いを果たす。
その少女の名は――七海真奈美。
名前だけなら修司も聞いていた七海美菜の妹。
この出会いをきっかけとして、修司と七海姉妹の奇妙な関係が始まっていく――
感想:
七海美菜のためのもの。
「七海」が苗字なのが、これまたややこしくて困りますね。
姉妹のストーリー+@というボリュームの少なさ。CG数も少なめ。
ですが、七海との掛け合いは最高に面白いです。楽しすぎます。
Hは姉の美菜が2回、妹の真奈美が1回。それでヨシ!(何
システムは、やけにいろいろと設定できるようになってますが、クイックロードが通常のロード画面からできないのはいただけませんね。
オマケはもうちょっとエロくてもいいじゃないか・・・。なのでちょっとマイナス。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
あしたの雪之丞 |
elf |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
S |
S |
A |
B |
A |
A |
Normal |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
そこのけ、そこのけ、せりなが通る!スーパーヒロイン「春日せりな」を中心に、私立鹿島学園に巻き起こる、超ハイテンションラブコメディ!…だったはずなのに、謎の転校生「雪村雪之丞」の出現によって物語は思わぬ方向に!?
感想:
登場人物が多いにもかかわらず、一人一人にしっかりとしたストーリーがあり、EDも多いので、かなり楽しめました。
女性だけでなく、男性キャラも個性的で、日常会話だけでも楽しめます。
キャラの表情も非常に細やかに描かれていて、さらに、特定シーンでの「アソコアップモード」は笑えました。すごい所に凝るものだなと、感心してしまいました。(^^
そのため、Hシーンは少なめですが、その代わりにアップCGが異様に多いです。
移動シーンや、スキップなどのシステム面にも力が入っていて、作品全体の完成度はかなり高いです。さすが、老舗のエルフさんですね。
ただ、BGMはちょっと、物足りないかな(^^;いまいちインパクトに欠けるような気がします。
ストレスなくゲームに没頭でき、意外と重いテーマを、軽快にさばいています。
これはオススメ!
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
アステリズム -Astraythem- |
チュアブルソフト |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A+ |
A |
B+ |
A |
A+ |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
姉さんに恋をして、
姉さんも恋をして、
姉さんと恋をした。
主人公、桜塚白雲(さくらづか つくも)は恋をしている。
相手の名前は、桜塚名月(さくらづか なつき)……血のつながらない白雲の姉だ。
幼い頃から彼女と一緒に暮らしてきた。自分自身も成長しながら、彼女の成長を見守ってきた。
彼女が大人に、どんどん綺麗になっていく。それをまぶしく、愛おしく想いながらも、恋心にずっとフタをしつづけてきた。
白雲が名月に想いを告げる日は訪れるのか? 二人が姉弟から恋人同士へと関係を変えることはできるのだろうか…?
「俺の答えは、あの日からもう決まってる」
――これは、時を超えても変わらない、一途な愛の物語。
感想:
名月無双。
シナリオは基本1本道で、途中でサブヒロイン2人のエンドに分かれる形です。
タイムパラドックスもさることながら、一つの壮大なアステリズム、星の軌跡が織り成す物語で、まとまりが素晴らしい。
サブはオマケ扱いかと思いきやどっこい深く絡んでるのがまた見事。
CGは105枚+差分427枚。ぎん太さんの絵柄はやっぱりいいですね。
星空を見上げる姉さんのCGがきれいでいいのだが、鑑賞時に動かせないのが×。シーン鑑賞も兼ねています。
BGMは27曲+唄7曲。作品にぴったりな澄んだ音色。曲名に星の名前の英語名が使われてます。鑑賞時音量調整×、プレーヤー○。
えちは名月5、美々1、他2。姉さんとヤリすぎだろう。サブ2人のがもうちょっと欲しかったな……。
システムは一通りで、クイックセーブ6つ、シーンスキップ有。
もう少しエピローグが欲しかったなあ。でも十二分に楽しめました。
wikiでも見て考察を深めると、また感慨深いのではないかと。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
あっぱれ!天下御免 |
BaseSon |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A+ |
A+ |
A+ |
B+ |
A |
A- |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
全国からニホンの未来を担う人材が集まる名門『大江戸学園』。
古めかしい江戸風の町並みと現代技術が混じり合う学園島を、刀を提げた学生たちが闊歩する。
転校してきたばかりの主人公・秋月八雲(あきづき やくも)にとって、学園生活は驚きに満ちたものだった。
自立心向上のために生活費は学生自身が商売で稼がないといけないのが学園のルール。
学業のかたわら茶屋を営むことになった八雲だったが、開店早々、不良学生に目をつけられてしまう。
そこへ颯爽と現れたのが、白馬の少女・徳河吉音(とくがわ よしね)。
彼女は豪快なチャンバラの末に不良共を追っ払うと、これも縁だと八雲の茶屋の用心棒を買って出る。
吉音の無垢な正義感に付き合わされ、彼女の世直しの手伝いをする羽目になる八雲。
次々と出会う百花繚乱な乙女たちとのドタバタの毎日。
共闘し、時に敵対し、そしていつしか学園に渦巻く巨大な陰謀へと巻き込まれていく。
感想:
キャラの魅力はさすが。
全19ルート。人数が多いですから。なので一本道からの派生ばかりで、メイン以外のヒロインのシナリオは薄い。単にキャラが多すぎな気も。
CGは194枚+SD絵30枚+差分604枚。SD絵は4コマでよく見る桃井亮太さん。いい味だしてくれてます。サブヒロインのイベントCGがちょっと少ないかなー。
BGMは25曲+唄3曲。時代劇風で、明らかにアレなのも多い。鑑賞時音量調整×。
えちは朱金・想・叶・輝3、桃子・平良・一・文・シオン2、他17人1回、その他2。全員あるけど、そこまで要らない子も……。
システムは一通りで、クイック・オートセーブ×、Ctrlスキップ×、音量テスト×、起動パッチは公式有、ディスクレス可。
シーン回想は共通のも入ってて、番号表示だけなのでわかりにくいです。正直いらない。
お気にキャラ・シナリオともに仲村往水。アレな仕事人。異彩を放つ渋いキャラです。
豪華ではありますが、恋姫のようにグループ分けされてないので、共通が長く、どうにも大味で退屈です。
とはいえ、単発的には楽しめるので、それを良しとするならオススメ。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
あっぱれ!天下御免[祭] |
BaseSon |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
B+ |
A |
B+ |
A |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
世は正に天下泰平。
平和を謳歌する大江戸学園は学園祭準備の真っ最中。
将軍になった後も一般学生と目線を合わせ世直しに励む徳河吉音。
もう一人の将軍、徳河詠美は大局的見地から規律を整えていく。
二人の将軍の働きにより学園には平穏が訪れていた。
そんな平和を象徴するかのように行われる年に一度の『大江戸学園祭』。
学園島全土を舞台に行われる盛大なお祭りに、色恋沙汰も大フィーバー!
だがしかし、お祭り騒ぎの学園にトウキョウの教育指導部から監査役がやって来て、裏で悪さをしている様子。
また学園の闇で暗躍する仕打ち人たちも現れ、学園祭の行き着く果ては――?
時代劇のお約束はそのままに、ラブコメ要素特盛りでお届けする『あっぱれ!天下御免』のお祭りが堂々開幕 !!
感想:
裸パッチなんて別に、ねえ…。せめて水着なりもうちょっと萌え要素だそうよ!
シナリオは1本道。前作と違って、キャラ選択による分岐がないので、好きなキャラだけで進めていくことが可能です。
CGは134枚+SD絵20枚+差分568枚。パンチラ最高。
BGMは21曲+唄2曲、前作の25曲+唄3曲も付いてるよ! 鑑賞時音量調整×。
えちシーンは全員1〜2回。3Pもあるよ!
システムは一通りで、クイックセーブ1つ、Ctrl強制スキップ×。
まあファンディスクとしては十二分な出来でしょう。
ああ、往水さんもうちょっと活躍して欲しかったなあ…(><
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
atled -everlasting song- |
FLAT |
ノベル |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A- |
B+ |
A |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
路上アーティストの石巻あおばは、同じく両親のいない福田麻智と共に、千関市千関町にある養護施設で毎日を過ごしていた。
何をするにも仲の良いふたりの夢は、あおばの歌と麻智のピアノで一緒に演奏をすることだった。
ところがある日、麻智が学園の階段から転落、両手に後遺症が残るほどの大怪我を負ってしまう。
親友の怪我とともに夢を失い悲しみに暮れるあおばは、“なんでも願いの叶う本”を図書館から探し出し、麻智が怪我をする前の時間へと旅出とうと、怪しげな儀式を敢行する。
しかし、真っ白な光に包まれたあおばは、自分が生まれる前の時間まで戻されてしまうのだった……。
感想:
元々はパソコンパラダイス200号記念のオリジナルゲームとして発表。
その同人版を第一章として、追加章ごとにテーマと視点ヒロインを据え、さらに世界観を掘り下げた壮大な群像劇。
チュアブルソフトの「アステリズム」とのコラボもちょっとしたお楽しみになってます。
第5章まであるのですが、正直後半は蛇足としか思えませんでした。
平行世界がしょっちゅう入れ替わって話が進むので、読み解くのも一苦労。
せめて画面の端にでも判別のつくよう表記があればまた違ったのではないでしょうか。
CGは101枚。シネマティックと謳っている割に、CGが少ないせいかキャラの表情の変化が乏しく感じます。
BGMは28曲+唄9曲。唄の質は高いですね。鑑賞時音量調整×、プレーヤー機能○。
えちシーンはあおば3、麻智・逢留2、他3。必要十分。
お気にキャラは希さん。ただただカッコイイです。希う(こいねがう)の字は初見でした。
アステリズムでもそうだったけど、体験してない記憶を突然手にして、それを実感できるものなのだろうか?
RewriteHFのルチアルートにもありましたが、それは人としてのアイデンティティにどう影響するのか、なかなか考えさせられました。
正直、1章がきれいな終わり方だったので、下手に章を追加して無理やり1本にまとめず、番外編として他ヒロインを活躍させればよかったのではないでしょうか。てか、テルサやカエラは要らない子。神の出現やら不老不死には正直唖然としました。
瞬間瞬間は悪くないのだけどね。無理やり風呂敷を広げたせいでまとめるのに苦労しただけな気がします。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
あの蒼い海より |
Lilac Soft |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B |
B+ |
B |
B |
B |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
何かが変わることなんてないと思っていた。
主人公・七瀬 空は母親の療養の為に都心を離れて「猫鳴町」に引っ越してきた。
磯の香りとどこか懐かしい匂いのする町並み。
何もないけれど、なぜか温かい。でも何も変わらないと思っていた……。
深夜、空は海辺で一人の少女と出会う事になる。
尊大な態度と不思議な雰囲気の彼女に、どこか懐かしさを覚えた。
翌日、母の見舞いに訪れた空は、白昼の中庭で彼女と再会したのだ。
驚く空に彼女は高らかに宣言する。
『私がお前の友達になってやる』
友達という関係に複雑な思いを抱きながらも空は心に温かさを感じる。
二人は周りの少々癖のある住人を巻き込みながらも交流を深めあっていく。
目にも見えず言葉にもしにくい奇妙な関係を築いて……。
幸せを感じ始めたとき、また世界が変わろうとしていた。
二人が出会ったとき、捻れ曲った複雑な運命は交差する。
忘却の運命は彼らを翻弄するのか導くのか。
出会いのもたらす数奇な軌跡の行く末は―――。
貴方を忘れない事 それだけが私の願い。
感想:
期待はずれでした。
まず、短い。ストーリーも単調で、主人公の言動がいまいちパッとしない。
展開もかなり突拍子がなく違和感があるものの、所々に想いのこもったいいシーンがあるので、続けてしまいました。
キャラがあまり動かない分、感動も薄いかな。
CGは古いタイプで数も少なく、えち度も低め。
BGMは、作品に似合った寂しげで静かな曲調のものが多いです。OP曲がいい感じ。
一体何をユーザーに伝えたかったのかがわからないのが痛いですね。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
天紡ぐ祝詞 |
HOOK |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
A |
B |
B |
B |
A- |
Normal |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
―神と人が共存する世界。
神と人、その種族の区別は容姿によるものではなく、その血や生まれ持った力によって分けられていた。
世界は、数多に存在する神々の中で、特に力のある創造神によって成されたと伝えられている。
神と呼ばれる種族は、その作られた世界を統治する存在として世界に立ち、人は、大地を統べる神を崇め、また恐れた。
そしてその恐れは、ついに神に牙を向けることとなる。
神を討つ剣の継承者である主人公は、神狩りと呼ばれる一族で、その長である照日の命により、不本意ながらも神狩りに出向くことになる。
感想:
和風な伝奇ストーリーです。神が、人により近い存在として描かれており、ゲーム全体の雰囲気も、ほのぼのとしていて良かったですね。
ただ、イベントの数は少なく、それに比例してCGも少ないので、物足りなさも感じました。
CGが少ない=Hシーンも少ないということで、やはりこちらも、物足りなさを感じます。(笑
曲は、作品に合わせて雅な曲調です。なのにED曲は、現代風な感じ…。なんとなく、不釣合いに思えました。(ーー;
システムは、右クリックで全ての設定を変更でき、便利でよかったです。なのになぜ、読み返しがないのさ!(^^;痛恨の一撃を食らってしまいました。(苦笑
全体的な印象はやはり、物足りないですね。ですが、人の心理状態を巧みに表現し、心に沁みるストーリーは、一読の価値ありかと。
「心の在り方に、神も人もあるものか」(作品内より抜粋)
下らない差別が横行している現代社会。心に留めておきたい言葉ですね。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
アメサラサ |
CUFFS |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
B |
B+ |
B |
A- |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
主人公、大久保晴市(おおくぼ はるいち)は普通の学園生活をおくっている。
とりたてて特技というものもない晴市だが、ただひとつだけ、困った体質があった。
それは子供の頃から、異様なまでの雨男体質ということ。
何かイベントがあったり、機嫌がよかったり逆に落ち込んだりなど、感情が高ぶったりすると必ず雨をふらすという変わった体質。
そのせいで運動部にはすべて入部を断られてしまい、学園では仕方なく文芸部に属している。
それでも、晴市の学園生活は平凡で、いつもと同じ毎日が続いていく。
誰かを好きになるという、小さな、けれど複雑な鍵を手にするまでは――。
感想:
オフィシャルサイトの4コマが面白い!(笑
ストーリーが全体的に薄いのが残念。
雨男である主人公の特徴が活かされず、霖以外のヒロインの個別シナリオがあっさりと終わってしまい、すっきりしなかったです・・・。
CGは淡くやわらかい線で、作風にぴったりでした。ただ数が少ないので、その分H度も低め。まあ絵柄自体にエロさがないのもありますが。
BGMは、雨上がりの晴れやかなイメージの曲が多かったですね。OPとED曲が、結構好みかも。
システム面では、ルートによって既読文章でもスキップしてくれない所がちらほらと。
散りばめた伏線がスルーされ、降るのか降らないのかはっきりしない天気のような感じでした。
まあでも、こういった和やかなのもたまにはいいかもですね。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
arabica |
Active |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B |
B+ |
B |
B |
A |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
主人公の名前は『十津川 准一』。彼はある日、不意に建物から落下してきた女性と偶然にも衝突してしまう。
幸いにして彼は、たいした怪我もせずに済んだのだが、当の女性は入院する羽目になった。その女性の娘と思しき女の子が、不安そうな表情を覗かせる。
女の子の力になりたいと思った主人公は、彼女の母親が経営していた喫茶店でバイトを始めることにした。ところが……。
彼女は一人ではなく、三人も存在したのだ。『未織』『晴』『幾乃』。
顔も、声も……姿かたちの何から何までそっくりな三姉妹。
当然のことながら、主人公には誰が誰だか判別できようはずもない。
……そんな主人公をからかう『晴』
……まるで相手にしようとしない『幾乃』
そして、母の代わりをなんとか務めようとする『未織』……
。
主人公は異なる個性を示す同じ顔の女の子達に、なにを思うだろうか?
感想:
意外と心の奥を揺り動かす、ミステリアスな雰囲気であるが、要であるヒロインの母とのストーリーが描かれていないので、スッキリしないのが残念ですね。
主人公の体調不良の理由もいまいちよくわかりませんでした。
クリア後のオマケモードでもHがあり、ヒロイン3人と少な目ではありますがボリュームはありました。
システムもDOSの時代同様使いやすくまとまっていましたね。さすが老舗。
伏線や設定はかなり興味をそそられたのですが、それを上手く昇華できず、あいまいなまま終わってしまうのが残念。
わざとそうしたとしても、あれではあまりに読者置いてけぼりではないかな?
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
Areas〜空に映すキミとのセカイ〜 |
Lapis lazuli |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
B+ |
B |
B+ |
A- |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
西暦2082年、日本の海上都市・新海 (シンハイ)―――
主人公・御影 悠也(みかげ ゆうや)と、義理の妹・御影 このか のふたりは、大人の身勝手な事情や様々な困難に振り回され、住む場所すら見失っていた。
そんな折、ホームレス生活を抜け出すため、悠也は裏の仕事に手を出すことに。
しかし仕事は失敗し、悠也は軍を指揮していた女に捕まってしまう。死をも覚悟した悠也だったが……女はなぜか悠也をスカウトしたのだった。
「頭のいい男の子は好きよ。だから私のものになって欲しいの」
悠也・このかのふたりは強制的に船に乗せられ、世界から隔離された絶海の孤島 『アリアス』へと送還される。
「うわ、あったかーい! 風、ぜんぜん冷たくないよ、悠ちゃん!」
そこは、どこまでも澄み切った空と、碧く煌びやかな海に囲まれた まるで楽園のような場所だった―――。
悠也たちは軍の秘密裏な監視下のもと、島の住人として普通に生活をし、島で唯一の学園に通うよう言い渡された。
こうして御影 悠也と御影 このかは、ホームレス生活から一転、絶海の孤島 『アリアス』で、普通の学園生活を送ることになるのだった。
感想:
最後は反則全開不思議ワールド。
独自の世界観は悪くないのですが、設定上の技術レベルや産業構造に無理が見受けられます。
ストーリーは短め。キャラは活きてますが、主人公の悪友となる雅樹の扱いが悪すぎるかな。
TRUEルートは片岡さんルートにしてほしかったなあ。
設定をうまく使いきれてない印象が強いです。
もう少し主人公に特色が欲しかったかな。OPの異色さがもったいない。
CGは好みが分かれそう。数も少なめです。
えちぃシーンはリィズが3回、その他2回。何の差別かと。
システムはインターフェースが残念です。
バックログが1行ずつ、各種設定が一度にできないなど、使い勝手が悪いですね。
キャラは「リィズ」、シナリオは「唯」がお気に入り。
全体的に、良くも悪くも無難な仕上がりです。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
&LOVE |
COMET |
ノベル |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A |
B |
A+ |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
常聖学園ロボット工学科5年生の大橋亮は、同じマンションに住む幼馴染の椎名真雪(しいな まゆき)や、頼りになる先輩の縁茅波耶(えにし ちはや)、元気な後輩の響瑠々(ひびき るる)たちとともに、にぎやかで穏やかなごく普通の学園生活を送っていた。
そんなある日、父親から大きく怪しげな荷物が届く。
開けてびっくり、中から美少女アンドロイドが転がり出てきた!?
わけのわからぬままその少女「ミル」と同居することになった亮。
生まれたばかりでまだ何の知識もないミルに戸惑いながらも、とりあえずまず最初に教えた事は、パンツをはかせる事だった…。
こうして始まるアンドロイドとの共同生活。
穏やかだった日々が、ドタバタで騒がしい毎日へと一変していく!
感想:
ただ一言。くそ暑い夏にやるもんじゃない。
恋人になる段階がやや急展開ではあるが、そのあとのイチャイチャラブラブがメイン。思わず飛ばしちゃったくらい暑苦しい。(ぁ
とはいえ、4人の個別ストーリーがいい山場を持っていて、重い展開になることなくコメディのままで進むので、プレイしやすいでしょう。
CGはロリ系でカットインや立ち絵が豊富です。
えち度は高く、1人4〜5回はあるのでエロゲとしても満足なボリューム。
システムも問題ない出来。分岐の選択肢は1つしかないので、非常にラクです。
お気に入りは「縁 茅波耶 (えにし ちはや)」。こんなおねーさん欲しかった…。
出来は意外と悪くないのだけど、シナリオが単調なのがもったいない感じです。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
ALMA |
BonBee |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A |
B+ |
B |
B |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
3年前、事故で両親を失った主人公は、それからは妹と2人で暮らしていた。
気の合う友人達と、何気ない平穏な日々を過ごしていた。
でもそんなある日、1人の転校生がやってくる。
彼女の深い色をした瞳は主人公を映し出していた。
ゆっくりと何かが動き出した。
忘れていた大事なことを、少しずつ思い出す。自分が誰なのかを・・・昔に何があったのかを・・・。
遠い、懐かしい記憶と共に、夏が始まる・・・。
感想:
ストーリー自体は、ちょっとした怪談話風ではあるが、日常会話が楽しく、学園ラブコメとして十分楽しめました。
ただ、謎が残ったままであったりして、いまいちラストの盛り上がりがかけたのが残念。
ストーリーの核となっている部分をもう少し掘り下げれば、感情移入しやすかったかもしれないですね。
可愛い系の絵ですが、キャラ数が少ないのが残念。それに比例してかHシーンも少ないです。
スキップ等使いやすいシステムは揃っており、繰り返しプレイもストレスなく出来ました。
仕上がり自体はきれいにまとまっています。ですがやや物足りない感は否めませんね。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
アンバークォーツ -Amber Quartz- |
コットンソフト |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A+ |
A |
B+ |
A |
A+ |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
かつて仲の良かった6人の幼なじみ達がいた。
彼らは互いに友情を誓い合い、固い絆で結ばれていた……はずだった。
だがいつしかその交流は途絶え、やがて疎遠になってしまう。
それから7年の月日が経ち、昔を思い出すこともなくなった頃……。
主人公は自分を慕ってくれる後輩や、クラスメートの友人達と平穏な学園生活を送っていた。
そんな主人公の前に、かつての幼なじみ達が再び姿を現した時――
忘れかけていた思い出が巡り、また、物語の幕が上がる。
感想:
意外とあっさり人が死ぬ青春ドラマ。いいのかそれで。
異神のルーツはなんだったのかなど不明なままの点はあるものの、熱いドラマでした。
サブキャラの活躍も光っており、長いストーリーも十分に楽しめました。
ヒロインそれぞれに、独立したストーリーがあるので感情移入もしやすいです。
結構グロいシーンもありますのでご注意を。
えちシーンはみんな2回。まあ普通。
強制スキップなど、操作性は良かったです。
バランスのとれた良作。前作の「レコンキスタ」のような雰囲気ながらも完成度は上ですね。
お気に入りは智シナリオとサブキャラの雨宮。ヒロインの中で該当者がいないのがやや残念です。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
委員長は承認せず |
Chien(シアン) |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B |
B |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
委員会の、委員会による、委員会のための学園――それが私立倫応学園。
学生数1万人を超えるその学園は今、水面下で激しく揺らいでいた。
年に一度開かれる総会……その日までに学園のシステムを崩壊させてやろう……!
ある日届いた謎のメールに不安を感じた学園長的な立場にある高城 麟瞳は、この一大事を未然に防ぐため、怪しげな委員会へと秘密裏に潜入し、その内部を調査する監査委員会の設立を考える。
その白羽の矢が立った者は、転校生・隠野 玖郎。
特待生と卒業後の安寧を条件に、彼は監査委員になることを承諾する。
昼はごく普通の学生。
しかし、夜は各委員会へと侵入する監査委員。
その二重生活の出会ったヒロインたちに心を惹かれ、そして思いを通じ合わせていく。
ああ、楽しきかな学園生活! しかし、事態は急転する。
今回の事件の黒幕とおぼしい委員会がわかったのだ。
それはなんと、思い焦がれるヒロインの一人……!
ヒロインは本当に悪の元凶なのかっ!?
そして、二人の仲はどうなってしまうのかっ!?
とにもかくにも――
「倫応学園2年、隠野 玖郎(かくしのくろう)は監査委員であるっ!」
感想:
キャラの個別ルートはなかなか良かった。
ただ、委員会という大きな力をもっと前面に出したほうが良かったかな。
せっかくの興味深い設定が活かしきれていない感じです。
ちょっとした青春ドラマも盛り込まれてるけど、あまりに安易な流れ。
展開の仕方がイマイチ盛り上がらない。
一番盛り下げたのは、好いキャラの変貌ぶりと、語尾に「〜お」とつけるヒロイン。
日常は結構コミカルで楽しかった分、悪く作用してるんじゃないかな?
惜しい作品です。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
いきなりはっぴぃBell |
Terios |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A |
A |
B |
A |
A |
Normal |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
ある日、主人公の父の訃報が届いた。
だが、両親は主人公が幼い頃に離婚。成金だった父の借金の形に、4年前に亡くなった母と住んでいた今の家を追い出され、仕方なくボロアパートでの生活を余儀なくされる。
ところが、そこには、メイドが居た。それだけでなく、その日を境に、幾人もの許婚候補まで現れる始末。
この先いったい、どうなるのか?
感想:
まるで棚ぼたなストーリーですが、まあ、18禁ですから。(笑 テンポのいい、コミカルなストーリーで、面白かったです。
絵もきれいですし、鬼畜も純愛もあるので、H度も満足できます。
お気に入りは、お姫様ですね。意外な展開なので、オススメです。
全体的に、きれいにまとまった作品です。やって損はないですね。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
十六夜れんか |
千世 |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A |
B |
B+ |
B |
A- |
Normal |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
主人公、南方直也は、御恵名という田舎の村で生まれ育った。
そして、少年期の終わりに親と共に帝都へと越していった。
それから数年、直也は帝都でもちょっと名の知れた画家となった。
もともと彼には人には見えないものが見える、という能力があり、“それ”を絵にしたところ、好評を博したのだ。
しかし、出世欲に乏しい直也は他の人間に追いまわされることに疲れてしまった。
やがて彼は自分の故郷である御恵名村に戻ることを決意する。
村についた直也は、幼馴染である眞鳥や緋文と再会し、昔どおりの生活に戻っていた。
村は直也が出ていったころとほとんど変わりなく、懐かしいままの姿でそこにあった。
もちろん、変化した部分もあった。
いなくなった者も、新しく村に住みついたものもいた。
そんな中で、直也は診療所の医師、杉山尚樹とその娘、凛と出会う。彼等もまた帝都から越してきたのだという。
しかし、村に帰ってきて見たものは、そんな幸せな日常だけではなかった。
盤座という祭壇で月光を浴びて舞う少女あや。
奥の院に住んでいるという彼女は、どこか非現実的な雰囲気を漂わせていた。
人知れず妖と戦っている女性、ヴェーチェル。
妖に襲われていた直也を助けた彼女は、直也の目に興味を持ち、交流を持ち始める。
そんな非日常を含んだ生活の中、直也は彼女達と親しくなっていく。
しかし、彼女達はそれぞれ数奇な運命を背負っていた。
見なければ幸せにすごせたかもしれない。しかし、直也の“眼”はそれを覗いてしまう。
世界の裏側にある幽夜のカタチを。
感想:
キャラそれぞれが独立したストーリーを持ち、ルート分岐もあって、満足のいく長さでした。
ただ、主人公の特殊な力が、あまり際立つことなく終わってしまうのが物足りないかな。
クリア後のオマケストーリーは、一本道ではありますが、面白かったです。
線のやわらかい、丸みのあるキャラ絵。伝奇的ストーリーにあわせた、物静かな曲も良かったです。
設定も、細部にわたって使いやすくなってます。
EDが多く、選択肢も数が多いため、クイックセーブ、ロードがすぐできるように画面中に配置されています。
若干、ラストの盛り上がりにかける部分もありますが、全体的なバランスの取れた秀作。
伝奇的要素をもう少し強く表現しても良かったかな。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
愛しい対象の護り方 |
AXL |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A- |
A+ |
B |
A+ |
S- |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
世界的なPMSCs(民間軍事会社)・ブレイズの経営する巨大な総合軍事学園に、ひとりの普通の日本人が入学した。
彼の名は、松井悠人。 「いつかまた会おうね」 と誓い合った幼い日の約束を果たすための、猛勉強の成果であった。
合格をして、少女――天城結衣と再会を果たすが、彼女から出た言葉は、
「なんでこんなとこ来んのよ!」だった。
ショックを受ける悠人。
そして気が付く。 彼女が、あの頃の笑顔を失っていることを。
学園生活が始まり仲間ができるも、所属する警護課は他の課に比べて立場が弱く、
「せいぜい楯にしかなれない」と揶揄されて、落ちこぼれ扱いされる毎日。
教室の備品もカーテンが無いどころか、床にはござに長机という酷いものだった。
そんな時、担任から学園で行われる備品争奪戦についての説明を受ける。
それは備品をかけて戦う、クラス対抗戦のことだった。
争奪戦に勝利すれば机や椅子だけでなく、エアコンだって手に入れられるのだ。
悠人たちは立ち上がる。 警護課が学内トップの成績を取るために。
結衣の笑顔を取り戻すために。
仲間たちと警護課の“守る強さ”を証明するために――
感想:
軍事関係ないんじゃね。
メイン4人は十分な長さがありますが、サブヒロインルートはオマケ扱いなのが残念。かつ短いので盛り上がりに欠けます。
ミリタリネタにあふれてる訳でもなく、戦闘の緊迫感も正直イマイチですね。
CGは106枚+SD絵44枚。差分多め。立ち絵の変化や使い方がイイ感じです。
えちシーンは結衣5、他メイン3人×3、サブ4人×1。尺も長め。
システムは、クイックセーブロードなど設定が細やかに出来て、シーンスキップ時に簡単なまとめが読めるのがグッド。ディスクレス可。
お気に入りキャラは「ロッテ」。頭いいはずなのに素直で可愛らしい。
シナリオは「結衣」がメインらしくて良いです。
もう少しサブヒロインにも活躍してほしかったですね。
普通のラブコメとしてなら十分楽しめるかと。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
Imitation Lover |
light |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A+ |
A |
B |
A |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
紛れもなく純愛、しかしどこか歪んだボーイミーツガール。
周囲の悪評を歯牙にもかけず、自由に生きる一之瀬響。
ドロップアウト願望を抱く優等生、桐沢伊織。
男性恐怖症の気がある下級生、園村円香。
空気のように生きることを望む来栖樹。
恋を知らないプレイボーイ、城戸尚也。
彼らが織り成す、ある意味リアルな、現代の若者らしい性的事情を描く群像劇。
エッチでポップで切なくて、ちょっとだけ感動できる――そんな物語。
感想:
キャラ自体は少ないが、その分心理描写に力が入っており、人間模様の演出がよく出来ています。
ただ、ヒロイン二人の過去からの因縁についてあまり深く語られず、それがラストの盛り上がりをいまいちなものにしてしまっているかな。
今までの作品とは違って、主人公がプレイヤーに近しい、等身大の感覚があって新鮮な感じ。
それでも、処女ばかりであるということと、マニアックでH度が高めなのは気にしてはいけない。(何
別ルートの、他者の視点のストーリーは面白かったですよ。
BGMはポップス調のものが多く、ふと浜崎あゆみの曲に似ているよーに思えるものもあったり。ゲーム内の世界観によく似合っています。
ストーリー全体は短めなので、ややボリュームに欠ける感はありますが、リアリティのある学園物で、親近感のわく作品です。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
妹スタイル |
C:drive. |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
B+ |
A |
B |
S- |
S- |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
現代日本、某地方都市。 香坂家は、お兄ちゃんと5人の妹が住む大家族。
ある日、海外で仕事をする両親から、なんと! お兄ちゃん以外は全員海外に移住しなさい! とのお達しがきたのだ。
突然の引越し宣言に香坂家は大騒ぎに。
お兄ちゃんの残留は 「男だし一人暮らししてもいい頃合いだから」 だそうで――
だが、これに困ったのは5人の妹たち。
妹たちは全員、お兄ちゃんが、だいだいだーーーいすき☆ だったからです。
お兄ちゃんを日本にひとり残しておくわけにはいかない、私も残る! あたしが残るの! と5人の妹がわーわーきゃーきゃーの大騒ぎ。
すったもんだのすえ、お兄ちゃんのお世話係としてひとりだけ日本に残ってもいいことに!
そして、誰が残るのか? どの妹が残るか? は、お兄ちゃんが決めることに。
はたして残った妹とお兄ちゃんの関係はいったいどうなるのでしょうか?
感想:
アホゲかと思いきや意外とマジメ。
シナリオは5人のルート+ハーレム。ハーレムはオマケ程度。
それぞれが個性的な展開で、意外と飽きずに楽しめました。ただの妹とのえちゲでなく、成長もしっかりと描いていたのが良い感じ。
CGは87枚+差分873枚。立ち絵の裸パッチがあったり、背景がスクロールしてキャラが歩いてるかのような動作が良い演出です。
BGMは15曲+OP+各ヒロインED曲。鑑賞時の音量調整×。
えちは各ヒロインともに8、ハーレム5、アニメーションが苺花・みかん17、花梨16、柚奈・小梅15。無理に5人同時でなく、絡みのパターンを増やしてほしかったかなあ。尺も長く、アニメーションが良いエロさです。
システムは使いやすくていいですね。クイックセーブロード1つ、選択肢時点でのオートセーブ10、選択肢前後スキップ、画面サイズ可変など、設定が細かく出来て操作性は快適です。ディスクレス不可なのがネック。
お気に入りのキャラは花梨。面白さがピカ一。シナリオは苺花。成長物語としていい感じ。
ストーリー自体はアレですが、えち度や操作性、演出が光る良作です。
抵抗がないならやってみて損はないかと。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
いろとりどりのセカイ |
FAVORITE |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
S- |
S- |
A+ |
B |
A- |
A+ |
Normal |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
――主人公・鹿野上悠馬(かのうえ ゆうま) は魔法使い。
《自らの生きた時間(思い出)を代償に、他者のいかなる負傷をも治療してしまえる力》を持っている。
舞台は最果ての港町・風津ヶ浜(かざつがはま)に建つ少し不思議な学生寮・嵐山(あらしやま)荘。
その地下室は繋がりを持っていた。 色鮮やかな異セカイとの繋がりを――
少年はそんなささやかな不思議に包まれながらも、当たり前の日々をまるで夢を見るかのように緩やかに、過ごしていた。
“不思議な力を与えてくれる魔法使いの少女。彼女と共に夢の在り処と失ってしまったものの行方を探り”
“ちょっとだけ素直じゃない幼なじみに、出不精な生活を世話されて”
“学生寮の二階に住むグウタラなお姉さんと、不思議な世界を旅して回る……。”
そんな変わり栄えのしない時間を過ごしていた、ある日のこと。
満月が丸々とオレンジ色に煌く、夜のこと。 ……空からひとりの少女が降ってきた。
「お願いします、魔法使いさん。どうか私を助けてください」
――そうして動き出す、ぼくらの時間。
吹き抜ける海風が頬を撫で……空からまっしろな羽根が降ってくる。
手と手を繋いで見上げた空に、ぼくらはまた恋することを、誓った――
感想:
幻想的、という言葉が良く似合う。
シナリオはヒロイン5ルート。鏡とつかさは短めだが、十分に読み応えのあるストーリーです。最後の鈴のオチは爆笑ものですよ。
CGは104枚+SD絵15枚+差分620枚。きれいな背景CGが見られないのが残念。
BGMは42曲+唄3曲。鑑賞時の音量調整×。雰囲気作りに貢献してくれてます。
えちは澪3、加奈・鏡・つかさ2、真紅1。少なすぎるのはファンディスクへのつなぎなんだろうなあ……。
システムは一通りそろってます。クイックセーブ1つ、終了時にオートセーブ、オールクリア後の再プレイ時にはシーン選択できるのはいいですね。
選択肢は、単純にキャラを選べば良いものでもなく、選択した順番が絡んでくるのでお気をつけて。
お気にのキャラ・シナリオともに真紅。Trueルートとも言えるし、一緒にいる時間も長いしね。
Trueルートまでやってこその評価です。投げ出さずにがんばってくれれば報われますよ(笑
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
いろとりどりのヒカリ |
FAVORITE |
ノベル |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A |
A |
B+ |
A |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
――世界は終わり、ぼくは新しい夢を見る。
……二階堂真紅。ぼくの一番、大好きな人。
新しい世界と、小さなアパートの部屋で、ぼくらふたりは暮らし始めた。
恋することを知り、願いを叶えて…… 手と手を取り合い。
幸せだった。
慣れないことに、どきまぎしたり。なかなか伝えられない想いに、あくせくしたり。
どうしてこんなに思い通りにならないの……と、少し落ち込んでみたりもするけれど。
だからこそ。もっともっと、互いのことを好きになる。
大切な人たちと、何よりも愛しい君と―― 笑顔でいられる。
そんな時間が、そんな世界が。 いつまでもどこまでも、続いていくものだと、ぼくらは信じた。
だからこそ、誓うんだ。 もう二度と、君のこの手を放さないと……
そうしてもう一度だけ、ふたりで見上げたあの空に、願おう。
ぼくらの声が届く限りの、すべての君が…… いつまでも幸せで、ありますように。
感想:
真紅が可哀想すぎで可愛すぎ。
シナリオは全7ルート。真紅以外はいいストーリーですが、真紅だけはどれもキツいです。
さらに文体がやや冗長で、それでなくてもノベル形式なのでまあ長い。長時間読むのが辛いです。質量ともに十分なのは確か。
各章のサブタイトルに英語で花の名前が付けられてます。
CGは124枚+SD絵8枚+差分651枚。
BGMは54曲+唄4曲。穏やかな日常の曲が良いね。プレーヤー機能有り、鑑賞時音量調整×。一曲一曲が長すぎて、オートプレイには不向き。
システムは一通り、クイックセーブ1つ、音量テスト○。
結局、真紅が一番の被害者じゃないかな。ほんとに幸せになってほしい。
てか主人公に、さだまさしさんの「償い」を聞かせてやりたい。
いろいろと思うところはありましたが、それだけ考えさせてくれた作品とも言える訳で、プレイして良かったかな。
前作をプレイしてからやるのがオススメです。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
色に出でにけり わが恋は |
ういんどみる |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
Game Over |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
時は現代。夏が過ぎ去り、秋の盛りを迎えようとしている季節。
所は日本。山間に広がる高原の街、天神市。
整備された洒落た町並みと、自然豊かな田舎の景観とが共存する街で、主人公・神木悠人が所属していた、ごくごく普通の一般的な学園が、格式高き名門女学園である 『嶺鳴館学園』 に吸収合併されることとなった。
元々、全国津々浦々からあつまった最上級の令嬢が集うとされ、“荘厳優美、華麗で厳粛なる、神秘的な乙女の花園” であった学園に、時代の荒波を受けて経済的に立ち行かなくなった地元学園が吸収されたことで、純和風を好む、やや時代遅れな感性を持つ悠人は、大変居心地の悪さを感じてしまっていた。
そんな折、彼の実家である神社が先祖代々持つ役割――『天城家』の跡継ぎを決めるという 『決闘の儀』 を見届けるという役目が突然舞い込んだ。
かつて天神市一帯を治めていた領主の末裔である『天城家』。その令嬢である二人、『天城梨桜』と『天城桔梗』は互いの剣に誇りを賭け、文字通りの真剣勝負を繰り広げる。
だが、その「決闘の儀」の際に発生した運命的なハプニングにより、“スーパーかつスペシャルなお嬢様” である梨桜と悠人が、何故か一緒に住むことになってしまう!
素敵でゴージャスな和洋のお嬢様たちや、のんきで至ってノーマルな幼なじみたちと繰り広げる、学園痛快賑やか恋愛浪漫譚が、今、開幕する!!
感想:
平内太兵衛ェ……。
原画家のこ〜ちゃさんのファン以外はやる価値なし。
ストーリーが全くの尻切れ。抑揚もない。
無駄な説明があるかと思いきや、大事な点を端折ってる点も多いし。
ライターを変えるべきですね。全てを台無しにしてくれてます。
強制スキップがCtrlキーのみなのも不親切。
ライターが変わらない限りは、ういんどみる作品はもう買うまいと、固く決意しました。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
いろは |
Caitsith |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A |
B |
A- |
A+ |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
人里離れた山奥にあるうち捨てられた村にひっそりと妖怪たちがすんでいた。
村を取り囲むようにそびえる山々、そして古い土壁と木造の家屋……まるでここだけ時間が止まったかのようなそんな錯覚にもとらわれてしまう古い村である。
その村の診療所に住む少年【陸(りく)】が主人公の物語。陸は診療所の若い医者である【若先生】と、その飼い猫である年老いた猫【お師匠(ししょ)さん】との二人と一匹暮らし。
そして陸はこの妖怪の村でただ一人の人間の子だった。両親を小さい頃になくし、ずっと妖怪に育てられて来たのである。
妖怪たちの暖かい見守りの中、陸は寂しい思いをすることなく、この村でのんびりと暮らしていた。
時間の流れを忘れさせてくれるようなそんなのどかな村に、小さな事件が起きる。
夕焼けのすごくきれいなある日、若先生が一人の人間の女の子を連れて帰るのだった。名前は【夕奈(ゆうな)】。くりくりした目の良く笑う女の子。
両親とはぐれてこの村に来てしまったらしい。夕奈はどこから来たのかも、どこに帰ればいいのかもわからず、連絡先もわからないと答えるだけだった。
そこで両親が見つかるまで、診療所で夕奈を引き取ることになった。そして陸が夕奈の面倒を見ることになる。
今まで妖怪たちに面倒を見てもらった分、夕奈の面倒を見てあげようと心に決める陸だった。
それは夏も終わり、秋にさしかかる頃の事だった。
感想:
ちょっと期待はずれな伝奇もの。
共通ルート&メインの夕奈ルートのシナリオライターさんと、他のルートのライターさんが違うせいか、違和感があり、物語としての完成度が低くなってしまった感じです。
日本神話とか妖怪とか人間との共生とか、舞台や役者はそろってましたが、肝心の脚本でコケたのが本当に残念。
日常風景での料理の描写はちょっと細かすぎじゃないかなー。興味がないのでなんとも。
紗雪や彩先生の話すアイヌ語へのこだわりは良かったと思いますね。
主人公の子供っぽさも、後半になるにつれ違和感を覚えました。
CGやBGMともに、作品に似合ったほのぼのな感じです。
Hシーンは1人3〜4回。汁が多すぎ・・・。差分CGが結構あります。再プレイしなくても回収できてるので安心♪(何
オートセーブ、前後選択肢へのスキップ、既読・未読スキップ対応など、システムは優秀です。
夕奈のルート以外が中途半端だったのが、本当にもったいない。
せめて、真ルートでも作って、舞台裏を明らかにすれば良かったんじゃないかな。
お気に入りは「紗雪」ルート。主人公の真っ直ぐさを一番感じられましたよ。紗雪が好きなわけではありません。(ぉ
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
ヴァニタスの羊 |
RococoWorks(解散) |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A- |
B+ |
B+ |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
他人の認識を操ることができる魔術師エリファスを父と呼び、共に旅を続ける少年クロード。
彼は帝国の要と呼ばれている城塞都市――エンゲルブルクを訪れた際、空樽の中からはみ出すスカートの裾らしきモノを見つける。
「……なんだろう?」
そして、その発見とほぼ同時に聞こえてきたのは、誰かを捜すようなガラの悪い男たちの声。
彼らから、「この辺りで女の子を見なかったか?」と質問されたクロードは、自らが使う『色の魔術』でその目を欺き、樽の中に隠れていた少女を救う。
減色のクロードと、仔兎のテレーゼ。
この2人の出会いが、やがて城塞都市全体をゆるがす事件へと発展するなどと誰も思わなかった。
……そう。それはこの街に眠ると言われる『天使(エンゲル)』でさえも気づかなかったのだ。
感想:
オープニングで力尽きたか。
メインのテレーゼはともかく、他3人は本当におまけ扱い。
心理描写は結構良いものながら、ストーリー自体に厚みがないです。
恋愛までのプロセスやらヴィクトールの扱いやらテレーゼとの関係やら魔法やら過去の事件やら、全てが中途半端。もったいないとしか言いようがありません。
CGは84枚。ちょっと少な目かな。やわらかい絵柄でいいですね。
BGMは18+唄2曲。まるでクラシックな感じでいいですねえ。
えちシーンはヒロイン4人とも2回。アルマ1。突然おっぱじめたりするのが何だかなあですね。
システムは一通りそろってます。ディスクレス可。
お気にはキャラ・シナリオともにテレーゼ。それしかないとも言える。
とにかく、世界観の構築は見事なものの、風呂敷を広げたままで終わってしまった印象。
ロココワークスさん最後の作品でありながら、ピリっとしないものになってしまったのが残念です。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
ウィッチズガーデン |
ういんどみるOasis |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B+ |
A+ |
S+ |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
――“城壁”の向こうは、別世界。
本当に、そのとおりだ。
西洋建築で統一された街並み。 異国情緒あふれる、住民たちの服装。
「うん。あたしね、“魔女”なんだよ」
そして、下宿先の同居人が“魔女”だったくらいなんだから。
パレードのように、新しい毎日がはじまる。
この春、風城学園に入学した主人公・有馬洋輔。
彼を迎えたのは、日々観光客でにぎわうテーマパーク都市。
彼が出会うのは、三人の“魔女”と一人の“騎士”。
イベント盛りだくさんの胸躍る毎日は、やがて少年少女たちを、また別世界へと連れて行く。
そう。この気持ちの向こうには、きっと恋という名の別世界――
感想:
魔法自体よりも研究の方が凄くないか?
シナリオは全5ルート+あやりTrue。丁寧で柔らかな文体でストーリーが進み、読みやすくて良いです。ただ、あやり以外は真相とは無縁なエンドなので、莉々子様→水澄・えくれあ→涼乃→あやりの順をオススメ。でもTrueまでやってもあまり爽快感がないのが残念かな。
CGは99枚+SD絵21枚+差分2040枚。やたら多いです。一部二重登録あり。
BGMは30曲+唄6曲。プレーヤー機能○。
えちシーンはあやり7つ、他4人とも4つずつ。何気に多い。
システムは一通りで、クイックセーブ12個、日の頭でオートセーブ、選択肢前後ジャンプ、音量テスト○。
そして目玉の胸たゆんたゆんエモートが素晴らしい!w 少々古いGPUでも問題ないので安心するがよい(何
お気にキャラ・シナリオともに羽多野莉々子。小さくて可愛いのに凛々しく、騎士道精神あふれるシナリオにぴったりです。
どうにも、魔女の宿命や箱庭という閉ざされた空間が、最初からの和やかな雰囲気に引きずられたままだったのが、緊張感を台無しにしてる気がします。
はぴねすを超えられなかったのが残念!
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
疼姫 |
Pochette |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B |
B |
B |
B |
A |
B |
Normal |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
主人公は、クライアント(変態でロリコンの学生会長)にはめられ、脅迫されてしまう。
しかたなく彼の命令に従い、彼の為に「秘密のロリータAV」を撮影していくことになる。初めのうちはしかたなく命令に従っているだけだったが、撮影を繰り返すうちに、クライアントに感化され、染まっていってしまう。
そんな主人公が最後に行き着く先とは…?
感想:
EDがいまいちでした…。もうちょっと展開が広がって欲しかったですね。
学校が舞台なので、体操着や水着などのコスプレが楽しめます。
毎日が、ヤって脅すの繰り返しなので、あまり面白みはありません。
純愛とは程遠い、無理やり系なので、ハッピーエンドは期待しないように。(笑
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
うつりぎ七恋天気あめ |
キャラメルBOX |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A+ |
A+ |
A |
B |
A |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
稲継魂神社に見守られた古町八阿多。
その中心に佇む学園では、古くから生徒達の間で七つの不思議な出来事が語り継がれている。
喋る子狐達から主と呼ばれる八千古島蓮は、子狐達を生み出した妖の少女と幼馴染みである他は何の変哲もない小柄な男子生徒でしかない。
けれど遠い国から降り立った魔女との出会いを契機として、八阿多の不思議に少しだけ触れることになる。
高所恐怖症の魔女エリン、神として祀られる狐の妖月砂、義妹の華、幼馴染みの姉深雨、そしてこの夏新たに出会った女の子達――。
梅雨も早々に明けた太陽の下、夏休みを間近に控えた八阿多学園で、七つの不思議と七つの恋の物語がいま始まる。
感想:
日本の古き良き町並みを舞台に、魔女や狐娘がクラスメイトだったり、町では巫女服で買い物をする先輩が見られたり、裏表の顔を持つ妹とひとつ屋根の下で暮らしていたり…そんなちょっと不思議な学園生活。
七不思議にちなんだ、過去をひもといていく七人の物語は結構楽しめました。
不覚にも涙目。感情移入ができましたよ。
主人公はなんともショタです。肌に合わない人はダメかも。
ライターが4人だったせいか、キャラによって内容の濃さに違いを感じました。
クリア対象ではない2人の女性キャラがなんとも残念。
Hは1人1〜2回。先生だけ4回。不公平バリバリ。
伝奇っぽい話になるかと思いきや、そのままライトノベルで進んでいくので、読みやすかったです。
中途半端な感じですが、それなりにオススメかしら。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
AIR |
KEY |
ノベル |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A+ |
S- |
S |
A+ |
C |
B |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
見知らぬ町に、流れてきた主人公。手を触れることなく人形を動かせる力で、今まで旅を続けてきた。
はるか遠い約束を胸に秘め・・・。
お世辞にも人付き合いが良さそうには見えない彼に話しかける、人なつっこく、無邪気に笑う一人の少女。
どこまでも続く、青く広がる空の下。「彼女」の待つその空の下、この土地での暮らしが始まる。
感想:
「Kanon」とは一転変わって、淋しいストーリーです。
1つ1つのストーリーはいいのですが、全体的に、大団円とはいえない結末を迎えます。これまた、ネットで賛否両論が飛び交ってます。(笑
CGのクロリティはさすがです。素晴らしくきれいで、1枚絵だけでも十分に鑑賞に値する出来だと思います。
そして、OP曲「鳥の詩」も、素晴らしい出来です。聴いていると、背筋がゾクッとしました。恐怖とかでなく、魂が揺さぶられるような、名曲に出逢うといつも感じるんですね。
BGMとしては、「夏影」が一番好きです。北野武さん監督作「菊次郎の夏」を彷彿とさせてくれます。
Hシーンは、相変わらず、ほとんどありません。(笑
あと、メッセージを戻して見られないのは残念でした。
「Kanon」よりはやや評価は下ですが、それでも、オススメな1本です。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
エインズワースの魔物たち |
アイル チーム・る〜にぃ |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B |
B+ |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
クラウスは、不気味な森の中をさまよい歩いていた。
彼がさまよっているこの森は、周辺住民からは"魔物が出る森"として怖れられており、立ち入る者も少ない。
そんな森の中を、どうしてクラウスが歩いているのか……。
理由は、数日前にさかのぼる。
──数日前、クラウスの祖父であり、この時代の権威の象徴とも言える『カトリクス教会』の司教でもあった、オズワルドが他界した。
彼の遺産は、孫であるクラウスに相続されるはずだったが、オズワルドが教会資金を横領していたという事実が発覚し、遺産はすべて没収されてしまう。
すべてを失ったクラウスは、その昔、母であるアンナが住んでいたという場所に行くことになる。
"魔物が出る森"の奥にあるという、『エインズワースの館』に……。
感想:
オカルトコメディなライトノベルです。
「スネーク」だの「やらないか」だの、マニアックネタが散りばめられており、でも結構シリアスだったりして、笑って泣いてと楽しめました。
ただ、メインヒロイン以外のラストはあまりに中途半端。もう少しドラマチックな展開をさせて欲しかったなあ。結局最後まで説明不足な点もありますし。
ラスト手前まで共通ルートで、全体的に短めなのがちょっと不満です。
とはいえ、単純明快に、大団円な終わり方なので、お気に入りですよ。
エロは1人2〜3回。キャラのほとんどがロリすぎるのが難点ですが、幽霊のノリーンに免じて評価アップ。(何
お気に入りは聖騎士の「アニエス」。カッコイイし可愛い・・・。もう少し彼女のイベントが欲しかったな。
普段は愉快なキャラたちのシリアスな一言が、意外かつ含蓄あって良かったです。
絵買いでないなら悪くない作品。アイルびいきなのもありますが。(ゎ
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
エーデルワイス |
OVERDRIVE |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B |
B |
A- |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
ハチャメチャ全寮制恋愛ストーリー。
とある男子校に通う主人公達。
毎日毎日むさ苦しい友人達とそれなりに楽しく過していたが、そこに「各学年の成績上位者を南の島にある女子校に交換編入を実施する」とのニュースが入る。
主人公達はあの手この手で偏差値32から65にアップする奇跡を起こし、交換編入の切符を手に入れた。
船に乗る事1時間。見えて来るは夢の島!!
喜びいさんで上陸した主人公達を襲った突然の地震。
高速エレベーターで上昇した感覚に襲われた一団が目にしたのは…。
男子達の想像を絶する非日常が今始まる…!!
感想:
必ずヒロインがひどい目にあい、主人公が慰め、賢者の石が奇跡を起こしてくれるという他力本願恋物語。
登場キャラのことごとくが、なんとも常識外れた言動が多く、錬金術という伝奇的要素が霞んでしまっています。
BGMは、コミカルで楽しい曲が多いのですが、BGMモードがないのが残念。もったいない。
Hはライトタッチで、回数も少なめ。
とかくストーリーの進み方が突拍子ないのが問題ですな。
もう少し終盤を丁寧に描いたほうが、感情移入できたかも。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
エスケイプPLUS |
May-Be SOFT |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
B |
A- |
B |
B |
B |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
主人公は、流浪の民として幾つもの遺跡の謎に触れてきたトレジャーハンター。彼が今探し求めているのは、世界が創られたと同時にそこにあったと言われている神木「生命の樹」。
この世の生きるすべてのものを創造した大地母神と詠われ、その存在は、なかばおとぎ話とされていた。だが、今、彼の手にはその存在を認める手がかりがあった・・・。
感想:
かつて、98DOS時代に発売された「Escape」のリニューアル版です。
登場人物は変わってませんが、大幅にストーリー、システムが変更されており、ほとんど新作と変わりません。ちなみに自分は、98のときの方が好きです。(笑
EDが少なかったです。せめて、登場人物全員分は欲しかったですね。
CGも少ないです。好きなタイプの絵だったので、残念です・・・。
前作のように、ダンジョン移動型のほうが面白かったです。
まさに、ちょっと期待外れな作品です。(苦笑
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
X change 3 |
CROWD |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
B |
B |
A |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
最後に女になってしまったのはもう何年も昔。
今となってはそれも懐かしい思い出…そう思っていた。
主人公、相原拓也は北ノ都学園に通う大学生。
過去に女の子になった経歴が(2回も)あるけれど、今は卒業研究に取り組み忙しい毎日を過ごす、一般的な大学生だった。
しかし、あの悩ましき日々が再び訪れることになる!
たくや(拓也の女バージョン)に惚れている後輩の工藤弘二が拓也の先輩、元化学部部長の佐藤麻美に頼んで女になる薬を作らせ、それを拓也に飲ませたのだった!
こうして三度女になってしまったたくや。
男に戻るために手を尽くそうと色々な事を試みるが、その度にイロイロとエッチな出来事がたくやを襲うはめに…。
感想:
以前にも増して場に流されていく主人公です。
現恋人であるメインヒロインの明日香以外とのストーリーは、明日香との関係をはっきりさせることなくHしちゃったりするので、エロゲらしいですが、そのままEDに行ってしまい、なんとも釈然としない感じを受けました。
明日香とのストーリーは、漠然とした将来を見つめなおすというテーマ性があるので、良い感じでしたね。
絵は、前作と変わらず可愛い系で、H度も前作以上に高く、ボリュームもあります。
巨乳系なのですが、別に自分は巨乳派ではないので・・・。(苦笑
システムは、繰り返しプレイのしやすい、使いやすいものでした。
中途半端な学園ラブコメといった感じでしょうか。悪いとは言わないけれど、オススメまでは・・・。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
えらぶる |
May-Be SOFT |
SLG+ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B |
C |
A |
B |
A |
C |
Normal |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
「真夜中の編集人」こと主人公は、雑誌の編集を外注で受けて、自宅で作業する毎日を過ごしている。
ある日、担当からの電話が鳴り、会社の社長室まで連れて行かれた。
リストラ、いや正社員じゃないから、外注解雇かな・・・とか思っていると、社長が現れ、「きみが欲しい。」の言葉に、晴れて正社員となることが出来た。
エロ雑誌という、いささか特殊な分野ではあるが、編集長はとても美人で、ほかの編集記者も可愛い子が居て、嬉しい予感で一杯な主人公であった。
感想:
ストーリーが、あまりに発展性がなく、面白くありませんでした。
それに、1日のSLGパートである、作品作成がとても手間であるし、セーブが1日の終わりにしか出来ないのは辛かったですね。繰り返しプレイをするにはかなり辛いものがあります。
オマケはとても充実しているので、本編はさっさと済ませて、こちらをじっくりと楽しむのが吉でしょう。(笑
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
エルフィーナ |
アイル チームRiva |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
Normal |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
湖に面した美しい国、フィール公国。
その平穏は、近隣の大国ヴァルドランドの侵攻によって終わりを迎えた。
陥落したフィラン城の王座で、侵攻軍の総大将ヴァルドランド王子ヴァイスアードが、フィール公国公女エルフィーナの前で、布令を読み上げる。
「生き残った男は全てヴァルドランド本国に連行。残りの住人、つまり女性には、この国を訪れる者に対し“奉仕”する義務を課す。」
・・・こうして、旧フィール公国は、国全体が奉仕国家となった・・・。
感想:
ようやく、「アイル・チームRiva」の新作をプレイ。
ここの作品は、個人的にかなりお気に入りなのですが、「脅迫」みたいなゲームなんだろうなと、買うのをためらってました。(^^;
ゲーム自体は、ヒロインであるエルフィーナと、その付き人のメイド、アンの2人を、調教していき、ADVパートを進めていくようになってます。
ただし、主人公はヴァイスアードと、クオンの2人の男の視点が交互に入れ替わります。
いざ進めてみると、ストーリーがしっかりしていて、そのうえ面白かった!ただ、基本的に一本筋なので、飽きてしまうのも事実。調教パートをもう少し充実させたほうが良かったように思います。
なんか、クオンの方が事実上の主人公のようですね。EDの数が、ヴァイスに比べて不公平なくらい多いです。(^^;
今までの作品と比べると、少しEDの数が少なかったかな。物足りない感じはしますが、それ以上に、キャラの光る良いストーリーでした。
リバ原さんの絵はやっぱりいいですねー。男も、手を抜くことなくカッコイイ出来です。
今回の音楽は、ケルト民族音楽風にしたようです。なんとなく、ノクターンを彷彿とさせるような、柔らかくて静かな曲調です。
Hシーンは、陵辱系なのですが、そこまで酷いものでもなく、主人公の破天荒な性格のせいか、そこまでダーク色は強くないです。
エルフィーナとアンの2人に比べて、ほかの女性人が圧倒的に少なかったのが少し残念。それと、調教レベルに応じて、絵を変えてほしかったです。一部だけってのは寂しい…。(^^;
「ウりゆき」にもあった、進化型ナビがなくなってしまっていたのは残念でした…。それでもまあ、一通り揃っていて、使いやすいシステムでした。
結果、買って良かった、の一言に尽きます。なかなかにオススメです。
最後に、胸に残った、作品中での主人公ヴァイスの言葉。
「嘘で着飾った姿を愛されるよりも、裸の自分であるがゆえに憎悪される方を選ぶ」
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
エルフオールスターズ 脱衣雀 |
elf |
麻雀 |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
B |
A |
B |
B |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
感想:
elfさんが今までにリリースされたゲームの登場人物、総勢34名と、麻雀をしていきます。
ストーリー性はまったくありません。延々と麻雀をすることが出来ます。
脱衣イベントは、エルフお得意の2画面スクロールです。
まず最初に、男性軍を打ち破らないと、女性と対決できません。半荘後の自順位によって、ポイントと脱がせられる枚数が変わります。
ポイントが溜まっていくと、街中にあるお店で、BGMやスクリーンセーバー、壁紙などのアクセサリーを買うことが出来ます。ただ、これの値段が高いですね…。やる気を無くしてしまいます。
全員を攻略すると、街中にあるelfの会社で、他の対戦相手と戦うことが出来るようになります。どうせなら、手強い相手にして、その分ポイントを高くしたりとか、隠しキャラのHCGが欲しかったですね。いまいち達成感が得られません。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
えれくと! |
アストロノーツ・スピカ |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
B+ |
A |
B |
A+ |
A- |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
主人公・萩原健人が住む町にある「リリスティア国際学園」。
その学園は、海外からの留学生を多く受け入れている。
健人は、その町の商店街で父が営む花屋を継ぐために、日々修行を重ねている日常をおくっていた。
そんなある日、修行の一環として行っていたボランティア活動先で、一人の美しい少女に襲われてしまう。
その彼女、現代に生きるサキュバスたちの“姫”だというルナとの出会いに加え、彼の持つ生命力の特殊さも相まって健人は、今までとは180度違った人生を歩んでいくことに。
リリスティア国際学園の真の姿―― それは、現代に生きるサキュバスたちの学び舎だった。
健人はそのまま学園に転入することになり、サキュバスたち専門の病院を経営している家のお嬢様や、リリスティア学園の経営主の娘にして高飛車ツンツン娘。
さらにはエロ全開のクラスメイトなどなど、その年の春から健人の人生は一変。
果たして健人は、干からびることなく学園を卒業できるのだろうか……???
感想:
ハーレムルートがないなんて……。
シナリオは全4ルート+エリスルート。サキュバスとはいってもあくまで体質的要素だけで、いたって普通のエロゲです。
えちシーンが豊富で、若干の山場を乗り越えてハッピーエンドという流れ。
CGは134枚+差分968枚。原画はピロ水さん。
BGMは19曲+唄2曲。さわやか系な曲調。
えちはユフィ12、リエル11、ルナ10、ティア9、他8。エロくてよろしい。
システムは一通りでクイックセーブ1つ、ワイド対応×、音量テスト×。
お気にキャラはエリス。ただのエロ役かと思いきや…な予想外キャラ。
シナリオはルナ。お互いが向き合うことの大切さを教えてくれる王道。
物語性は若干弱いところをエロ可愛さでカバー。やって損はないかな。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
えろげー! |
CLOCKUP team.ANISE |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
B+ |
A+ |
B |
S- |
A+ |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
「ぷはーっ! ヌいたーっ!」
窓から朝の光が差し込む、午前9時の6畳間。
買ったばかりのエロゲーに勢力を注ぎ込んだオレは、用済みになったティッシュをゴミ箱に放り投げた。
もう1発…と言いたいところだけど、11時から面接だ。 そんな大事な日に、なんで朝からエロゲーでオナニーしてるかって?
フッ…愚問だな…。それはオレが、エロゲーを愛しているからだっ!!
そう、オレが今日受ける面接は、エロゲー会社の採用面接!
…といってもオレは絵は描けない。シナリオだって書けないし、作曲なんか絶対ムリ。
オレにあるのは、今までプレイした千本近いエロゲーの知識と、そして何より、エロゲーへの情熱だけ。
当然、たくさんの会社に落ちてきたけど…でも今日こそは、絶対に! なんとしても! エロゲー会社に就職して、オレもエロゲーを作るんだ!
…というわけで、ようやく受かった会社 「フラワー」 は、なんと倒産寸前! 次回作が売れなければ消滅確実…っていうか、すでに給料すら出やしない!
そのかわり、スタッフはみんな、可愛い女の子ばかり…♪
と思いきや、一癖も二癖もある人だらけで…それぞれ才能はあるのに、エロに対する知識と熱意が圧倒的に足りない!
そんなスタッフで作る次回作は、なんと凌辱もの!? このままじゃ、せっかく就職した会社がなくなってしまう…!
でも、オレは負けない! あきらめないからな!!
「エロいエロゲーが作れるように、オレ頑張りますっ!!」
感想:
途中から普通のエロゲに……。
前半までは、製作という特殊な状況の中で進んでいくので斬新で楽しめたのに、後半はえちだけして終わり、ちょっとした山場を迎えてエンドという流れ。拍子抜けしてしまいました。
これだけのエロゲなのにハーレムルートがないのも、物足りなさの要因です。
CGはとにかく多いです。イベント、立ち絵、SD、これら差分全てあわせて1973枚。
えちも多いです。きさら・桃花13回、伊織・寧々12回、他8回の計58回。
かなりマニアックなシチュエーションもあり、差分も多いため尺が長め。
でもオイラはスカトロとかは好きじゃないので、やや引いてしまいました。
BGMは10曲+主題歌5曲。
システムは一通りそろっています。その上、演出効果のカスタマイズがすごく実用的で、細部にまでこだわっていていい感じ。
お気に入りはキャラ・シナリオともに「姫乃きさら」。これぞツンデレ。
ストーリーは正直イマイチながらも、エロさがハンパないので、絵買いならオススメ。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
ENGAGE LINKS |
ALcot |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
A+ |
A |
B |
A |
A |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
――誓約<ゲッシュ>
それは聖なる誓い。守った者には祝福を。違えた者には災いを。
誓約こそがこの世の秩序。人の未来を定める神の軛(くびき)――
真っ直ぐすぎる性格ゆえに、騎士団にいられなくなった地方領主の次男坊・アルビレオ。
兄の勧めもあって、彼は王立学院で剣術の師範代を引き受けることになる。
だが、向かった先の商業都市・ベルフォートでは、“魔術師狩り”と呼ばれる襲撃事件が起きていた。
持ち前の正義感から、仲間たちと共に“魔術師狩り”の犯人を追うアル。
しかしアルたちはまだ気づいていなかった。事件の裏にある、大きな陰謀の存在に……。
穏やかで優しい許婚のフィアナ、幼なじみのお転婆姫・マリナ、冷静沈着なメイドのヘレン、慌てん坊な猫耳娘のティア。
彼女たちとの出逢いと再会が、軛を断ち切る剣となる。
「たとえ何があろうとも、君を守ると誓うよ」
出逢いの街・ベルフォートを舞台に、騒がしいけど爽やかで、熱く切ない恋物語がいま幕を開ける――
感想:
王道な剣と魔法の物語。
ヒロインと結ばれる前に一波乱あって落ち着いて、その後ボスが登場してエンディングという流れです。合間のバカップルぶりはすさまじいですよ。
全ヒロインとも、ノーマルとハッピーの2種類のエンドが用意されており、クリアごとにタイトル画面に演出が加わるのは好印象ですね。
残念なのは、主人公がイマイチ好きになれなかったこと。
戦争の最前線で生きぬき、神を信じられなくなったというわりには言動が軽い。
ヒロインたちのほうがよほどしっかりしてます。恋愛への発展もナンパな感じ。
相棒と呼んでいる剣の扱い方も、便利グッズみたいでなんとも。
ボスの目的も原因もいまいち分かりにくく、やり方もいまいち理にかなっていないのが気になるところ。
CG、BGMは作品に良く似合った完成度です。Hシーンは1人2〜3回と合格ライン。
全体的な出来のバランスは良いのだけど、どうにも安直でご都合主義なエンドなのが残念な感じです。
お気に入りはマリナ。子供っぽいがだんだんと凛々しくなっていくのが良いです。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
AngelGuard |
Athena |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A- |
B |
A |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
リサ・オトワ・ウィリアムズの父親 アーサー・ウィリアムズが会長職を務めるアメリカの軍産複合企業「ジェネラル・テクニクスグループ」。
彼らはアメリカ政府を後ろ盾に、中央アジアで石油パイプライン設置計画を主導していた。
しかしこの利権を巡り、強引な手法でのし上がったロシアの新興財閥「アーセナリー」との抗争が発生してしまう。
民間軍事会社「G・M・S・S」に所属する主人公・葛城涼は、依頼により同僚のレイナと共にリサの警護を担当することになった。
しかし依頼主の要望から身分を隠すことになった彼は、教師として警護を担当することに。
そして女学院に赴任した主人公は、事件に巻き込まれる女学生たちと関わる中で、運命的な出会いをすることになるが……。
感想:
懐かしいエロゲをやったような気分。
シナリオは全5ルート。ちゃんとヒロインごとにシナリオ分岐して、最後まで飽きずにできます。ただ、ヒロインたちとの日常的イベントが主で、戦闘シーンとかはオマケ程度。
大きな山場といったものがなくあっさり終わるので、やや物足りない感じ。
CGは67枚+差分299枚。いまどきにしては少な目か。原画はあのPiaキャロで描いてたきみづか葵さん。懐かしい。
BGMは20曲+唄1曲。鑑賞時音量調整○、プレーヤー○。この音量は毎回リセットされる上に、システムにも影響するのが難点。
えちは紗織4、リサ・アリス・レイナ・結衣3。
システムは一通りで、クイックセーブ8つ、オートセーブ×、前選択肢戻り、音量テスト×、ワイド画面×、起動時ディスク不要。
お気にキャラはアリス。最後にとんでもない手を打つ大胆さがステキ。
シナリオはレイナ・イズミ。ラストにプロシュート兄貴を彷彿とさせるシーンや、エピローグがなかなか味があっていいですね。
順番はレイナ→アリス→結衣→沙織→リサがいいかな。
良くも悪くも無難な出来、といった感じです。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
ANGEL CORE |
RUNE |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A+ |
S- |
A |
B |
B |
A |
Normal |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
時は大戦前夜。列強諸国は互いに牙を研ぎながら、しかし用心深くそれを隠し、密かにその時を待っている時代。
列強国の一つ、「統一帝国」の北の果て、極寒の地ノルトラント、帝国銀十字軍の極秘研究所。主人公は、この極秘研究所に配属された、若き将校である。
銀十字軍の勝利の要とまで噂されていたノルトラントの極秘研究施設。しかし驚いた事に主人公を迎えた施設の所長は、幼い少女であった。
驚愕する主人公に、少女は命令を下す。被験体と呼ばれる少女達を、最終処理の日まで管理監督するという不思議な任務だった。
主人公に対し、必死に抱いてくれるよう懇願する少女達。
いぶかしむ主人公に同僚達は異口同音に、ここではそれが常識だと答える。彼女達は好きでそうしているのだと。
当たり前のように少女達を抱き、享楽に溺れる同僚達に主人公は違和感を覚える。
そしてある日主人公は知る。
なぜ少女達は兵士に進んで体をひらくのかを。
彼女達が被験体と呼ばれる真の理由を。
それは銀十字軍の恐るべき計画、来たる大戦への勝利の要、”天使核”の全貌を知る事でもあった・・・。
感想:
かなり作りこまれた、独特の世界観を持つ良いストーリーです。業界初のミリタリーアドベンチャーらしいですが、専門的な難しい内容ではないので、安心してプレイできます。
ただ、EDが短いかな…。それぞれのヒロインとの、アフターストーリーがあったほうが良かったのではないでしょうか。
CGも、綺麗なのですが、イベントCG等あまりに少ない感じがしました。
Hシーンもやはり少なめです。主人公、ちゃんと仕事してくれよぅ。(爆
BGMも、独特の世界観を演出してくれるものばかりで、なかなか出来が良かったです。
全体的に、映画のような感じです。全員をクリアして、初めて、全貌が明らかになります。
やって損はないです。オススメです!(^^
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
Angel Ring |
MOONSTONE |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B |
A+ |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
主人公・遠海悟(とうみ さとる)は二次元が好きだった。二次元の女の子が大好きだった。
そんな彼がある日、衰弱した真っ白な鳩を保護する。
翌朝。ふっと目を覚ました悟は、見知らぬ美少女が自分の身体に抱きついていることに気がついた。
しかもその女の子は素っ裸だったのだ。
「ちょっとアニキ、さっさと──って、ええぇえっ!!? #!※‡?々♂☆♀!!?」
妹・佐奈の聞き慣れない悲鳴とともに、全く新しい日常が幕を開けたのだった。
感想:
エロゲオタはやるべきか。
とはいえ、二次元「が」好きなのではなく、二次元「も」好きなわけなので、中途半端な感じは否めません。
意外に恋愛を真面目に描いたストーリー。ただもう少しサブキャラの活躍が欲しかったかな。
山場はあるものの、あっけなく解決してしまうので物足りなく感じます。
でも妹の佐奈だけは別格。一番長く濃いです。
逆にルキアと梓が短く、えちシーンも少ないです。味のあるキャラなだけに、もったいないかな。
CGの数はそこそこ多め。ただ、立ち絵がシーンに合ってなかったりするのが残念。
えちシーンは佐奈6回、ルキア、梓2回、他3人が4回。
システムは、細やかな設定が出来るので良いですね。ただCG鑑賞は使いにくかったです。
お気に入りのキャラは梓。裏表のない可愛さです。シナリオは美鶴。愛天使の活躍が光ってます。
全体的なクオリティは高めなので、やって損はありませんよ。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
桜花センゴク |
ApRicoT |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
S- |
S- |
A |
A |
A |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
ある日、戰獄学園(せんごくがくえん)から入学の推薦状が届いた。
明智光秀は、日々の生活費をバイトで稼ぐ学生浪人。
憧れの学生生活に、1も2もなく飛びついた。
ところが転校初日――光秀は、いきなり捕縛される事態に!
「余の前によくも顔を出せたな、打ち首じゃ!」
光秀の目前に立ちスラリと刀を抜き放った少女は、織田信長と名乗った。
「お、俺は名前が明智ってだけで、本物の明智光秀じゃないんです !?」
事情が飲み込めぬまま命乞いをし、危ういところを命からがら逃げ出したものの……。
光秀は武田信玄、上杉謙信など、次々と戦国武将の名前を持った少女に出会う。
そう、ここは 『戰獄』学園。 戦国武将の生まれ変わりが集う場所だったのだ!
推薦状が光秀の元に届いたのは、『明智光秀』の生まれ変わりと勘違いされたためであった。
学園天下統一を目指す少女たちと、光秀の受難の日々は――こうして幕を開けた。
感想:
予想をはるかに上回る面白さ。
とうとう戦国武将まで萌娘化されてしまいました。
ストーリーは大きく2つに分かれており、ヒロインの個別ルートもしっかりとしていて、申し分のないボリューム。ただの萌えキャラゲーではないですよ。
信長ルートが一番力が入ってる感じ。秀吉は影が薄く、謙信はラストがまとまりに欠けていたかな……。少々もったいないです。
CGは、ストーリーの長さの割にはイベントCGが少なめ。表情豊かな立ち絵やSDが、巧く場を盛り上げてくれています。
BGMはコミカルでハイテンポ。かつ、歴史情緒あふれるものもあり、作風にぴったり。
特にOP曲の「花鳥風月」は最高。歌い手のRitaさんの透き通る声がたまりません。
えちぃはヒロイン6名とも3回。素晴らしく公平。えちCGは多めです。
できればサブキャラのも欲しかったなあ……。
システムはコンパクトにまとめられていて良かったのですが、CG閲覧時にいちいち「次へ」をクリックしないと進まないのは不便かな。
お気にのキャラ・シナリオともに「織田信長」。
「死して浄土などまさしく笑止。生きて踏める安土を築くことこそ我が天命である」
シビれましたね。史実では言ってませんが。
とにかくテキストが秀逸で、読んでいて飽きがきません。SSがまた笑える。
戦国武将の逸話など、史実ネタが散りばめられており、戦国好きならばやる価値ありかと。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
黄雷のガクトゥーン |
ライアーソフト |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A+ |
A+ |
A+ |
A- |
B+ |
A- |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
20世紀初頭、1908年。
知られざる世紀、知られざる世界。
私たちのものとは異なる19世紀を歩んだそこには、無数の蒸気機関の姿があった。
異常発達した蒸気文明によって世界のあらゆる空は灰色に染まり、海さえ黒に染め上げられていた。
海── 黒い海。 かつては青かった海は、今は、黒く暗い。
欧州フランス王国のかつての港湾都市マルセイユもまた、黒く、暗い色の海であったが、世界の他の海と異なるものがそこにはあった。
巨大な要塞の如く堅牢な大型人工島。それは、都市であって、同時に華やかな“学園”でもあった。
正式名称は、マルセイユ洋上学園都市。
先端的機関科学に基づいて形作られた都市であり、世界最高の碩学を生み出すための学園であり、華やかなる蒸気文明によって汚染された海の上にあって、汚染された空の下にあって、けれどもそこは、青春を謳歌する若者たちの輝きで満ちていた。
失われた太陽を思わせる活力と熱意に溢れて、失われた星々を思わせる美しさを煌めかせて。
けれど、学園都市には、フランス政府さえ恐れるひとつの“秘密”があった。
すなわち、学園は欧州全土の闇を統べる秘密結社『西インド会社』の支配下にあるという事実。
欧州のどんな国家組織でさえ学園都市の全貌を明らかにはできず、介入は許されず、各国首脳はただ密かに静かにその動向を見つめるしかない。
完全閉鎖された絢爛の学園。
唯一、“卒業”の形でしか学生たちが出ることを許さない都市。
統治会『フラタニティ/ソロリティ』と呼ばれる『西インド会社』の下部組織によって支配された、外部の干渉の一切を拒む若者の園。
誰も開くことはできない、秘密の園。 輝ける才能の数々と恐るべき異能とを生み出し続ける、華やかなる世界の歪み。
けれども、1908年。 そこに、ひとりの青年が姿を見せる。
統治会への反抗を口にする彼は、こう名乗った。
「ニコラ・テスラ。72歳。転校生だ」
「マルセイユ洋上学園都市 10万の学生諸君。運命に呪われたお前たち、全員」
「──私が、この手で、救ってやる」
そして、ディフ塔の鐘が鳴り響く。
学園都市に歓喜の時を告げる『ガクトゥーンの鐘』が──
感想:
仮面ライダーか!
シナリオは一本道で、宣言どおりに人を救済していく姿は王道にしてカッコいいです。
多彩なキャラたちがスチームパンクの世界観に見事に溶け込んでいて、久々に夢中になれました。
CGは125枚+差分368枚。相変わらずカッコイイ絵柄。
BGMは16曲+唄2曲。中世ヨーロッパ風で、お洒落な感じがいいですね。鑑賞時音量調整×。
えちは5シーン。今までと比べたら多いほうではなかろうか!
システムは一通りで、クイックセーブ1つ、ロードは一旦ゲームを始めてから。音量テスト×。アクティベーション有。
お気にキャラはジョウ。爽やかで快活なポニテお姉さん。
今作で6作目のスチームパンク物ですが、今までで一番入り込みやすいんじゃないかな。
やったことない人はぜひ!
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
黄雷のガクトゥーン:シャイニングナイト |
ライアーソフト |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A |
B+ |
B+ |
A- |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
“──輝き、尊ばれるもの。
──誰も彼もが羨むもの。
――それは、あの日の夜にも確かに存在していたはずだった”
1909年、4月。 欧州、マルセイユ洋上学園都市。
先端的機関科学に基づいて形作られた都市。 世界最高の碩学を生み出すための学園。
華やかなる蒸気文明によって汚染された海の上にあって、汚染された空の下にあって、けれどもそこは、青春を謳歌する10万人の若者たちの輝きで満ちていた。
失われた太陽を思わせる活力と熱意に溢れて。 失われた星々を思わせる美しさを煌めかせて。
──学園都市最初の転校生、ニコラ・テスラが訪れてから実に1年が過ぎていた。
輝きは失せることなく、“薔薇の瞳”事件の記憶、すなわち、学園都市の空を覆った邪悪なるものの野望の記憶も学生の記憶からは徐々に薄らぎつつあった。
輝きは瞬く。
輝きは続く。
それこそ無数に、数限りなく。
若く瑞々しい輝きたちは時に触れ合い、寄り添って、日々を繋いでいく。
学生のみで自治・運営される学園都市は、大小さまざまな変化を受け入れて、緩やかに形を変えながらもその輝きをは絶えることがない。
――けれど、1909年4月某日。 彼らを見つめる静かにして幽明なる瞳があった。
灰色に覆われた空を、黒に染められた海を、そして、輝きを放つ若い命たちを見つめる鋼鉄と水とを混ぜ合わせた“硬く柔らかな瞳”が──
感想:
やっぱりネオンあってのテスラだね。
一本道だがループもので、マップに散らばったキャラを選んでエピソードを見ていくタイプ。
同じエピソードでも別キャラの視点で見れたりと面白いが、進めていく途中でどうしても他のエピソードも見ないとなので時系列がわかりにくくなるのが難点。
他とのコラボやアンソロの要素も少しあるみたいだけど、見てない人でも問題なく楽しめる仕様。
CGは86枚+差分161枚。使い回しが多いのは仕方ないところか。
BGMは16曲+唄2曲。鑑賞時音量調整×。
えちシーンはネオン・ベルタ・イズミ1つずつ。一枚絵だけでも全員分欲しかった!(><
システムは一通りで、クイックセーブ1つ、クイックロードはゲーム開始後のみ、音量テスト×。イベント閲覧で誰のかわかりにくいですね。
ラストでうっかりクリックするとせっかくのエピローグが飛んでしまうので注意。
FDとしては本作の枝葉を補完してくれていていいのだけど、ラストがいまいち見せ場が短いかな。敵の正体からして、もう少しド派手にしてほしかったです。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
お嬢様はご機嫌ナナメ |
ensemble |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A+ |
A+ |
A+ |
B |
A+ |
A+ |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
いつでも貴女はナナメ上!?
長年、お嬢様付き従者(レディーズ・ヴァレット)としてお仕えする俺だったが、さすがにそろそろ限界ではないか?
お嬢様――七枷七波(ななめ ななみ)は、ちょっと驚いてしまうような美少女だが、俺でさえ時々何を考えてるのか分からなくなる不思議系。
次から次へと彼女に求婚してくるどこぞの御曹司たちをバッタバッタ薙ぎ倒すのも執事の務めと、一時は毎日のように決闘ばかりやらされていた。
それだけじゃない。
この間など、俺にとって唯一の癒しの場、最愛の妹・桜咲花(さくらざき はな)とふたりで借りているボロアパートへいきなり訪ねてきて、こんなことを言ったのだ。
「桜咲、私に庶民の生活を教えてくれる?」
大財閥のお嬢様が、いったいなぜ?
そして俺が限界を感じる、その理由とは――!
お嬢様以外にも、同じ天照院(てんしょういん)学園に通う、響木音羽(ひびき おとは)から突然、アイドルを目指していると相談されるわ。
時を同じくして、クールな女友達・一峰透夏(いちみね とうか)まで なぜか様子がおかしくなるわ。
極めつけは、七枷財閥のライバル企業である雪小路財閥のお嬢様・雪小路詩綾(ゆきのこうじ しあや)。 おとなしげな深窓の令嬢が、俺の手を握りいきなり、愛の告白を?
七波お嬢様は、なんだかご機嫌ナナメ!
これから俺は、いったいどうなる?
感想:
まっじで! 七波お嬢様、最強です。
シナリオは全5ルート。後半、アイドルルートと財閥再建ルートに分かれます。
まずは透夏・音羽のアイドルルートをクリアして、詩綾→七波→花の流れが自分としては好きかな。
CGは84枚+SD絵20枚+差分404枚。髪の塗りがきれいですね。
BGMは24曲+唄4曲。音量調整、プレーヤー機能無し。
えちシーンは5人とも4つずつ。手抜かりなく結構えちい描写。
システムは一通りで、選択肢時オートセーブ5つ、クイックセーブ5つ、ゲーム起動時に自動でクイックロード可、音量テスト○、マウスジェスチャー機能有りと、解りやすく細かな設定が出来て良いですね。
なぜかRadeonX1600のノートPCでは立ち絵の表示がされません…。
お気にキャラは響木音羽。我が強すぎるがその分強い輝きがありますね。主人公を照らす光になろうとする姿に感動。でももうちょっとデレて欲しい。
お気にシナリオは桜咲花。家族ネタで不覚にも涙。予想はしてたのだけどね。でも大団円なのがうれしい。
どのシナリオもキャラが活き活きしていていいですね。ただ、財閥ルートの経済戦争は、素人ながらはてな?な流れだし、細かく突っ込んだら負けなのかなと思っちゃいます。てか七波が名軍師すぎて怖い。
雰囲気はなかなか面白いし、七波さんのキャラがあまりにも奇抜で可愛くてステキ。やって損はないですよ!
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
お尻っ娘ヴィーナス |
Apricot Cherry |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B |
B |
A |
B |
S- |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
主人公・遠山完治(とおやま かんじ)は、見た目は普通の男子。
しかし彼の“眼”だけは特別であり、普通の人間の数倍の視力を持っていた。
だが、それを有効に使おうと本人は考えていなかった。 ある日を境に、自分が無類の尻好きだと気がつくまでは……。
彼に自分は尻好きだと気付かせた女性は氷雨川雫(ひさめかわ しずく)。
彼女は普段無口で、何を考えているのか分からないところがあった。
だが、彼女は遠山完治の眼が普通ではないことに気が付いていた。
偶然彼の性癖を知ってしまった彼女は、自らお尻を見せて彼が自分自身でも気が付いていなかった性癖を暴露する。
そして弱みを握って彼を、主にお尻関係のことでからかい続けるのだった。
氷雨川雫。綾芽桜(あやめ さくら)。早乙女健也(さおとめ けんや)。
三人のお尻を、見て、触って、味わう、美尻三昧ストーリー。
感想:
お尻が足りん。
シナリオは全3ルート。とはいえ雫のキャラが強烈で他のヒロインを完全に食ってしまってます。健也ルートは雫が絡まないのが残念。
シナリオ自体も厚みがなく、かといってえちイベントもそう多くないので物足りない感じ。
CGは57枚+差分399枚。ほとんどえちCG。差分よりイベントCGを増やしてほしかった。
BGMは14曲+唱3曲。鑑賞時音量調整×。「emotion」はなかなか良い感じです。
えちは雫9、桜6、健也4。明らかに雫の一人勝ち。
システムは一通り。クイックセーブ1つ、音量テスト×。毎回起動時に設定画面が出るのは正直うざいかな。
お気にのキャラ・シナリオ共に氷雨川雫。メインヒロインとして十分楽しめました。
えち度が高いだけで、思ったほどお尻CGは少なく、主人公の特殊な眼の設定も果たして必要だったか疑問です。
タイトルに惹かれてプレイするとガッカリするかも。
原画家のTOMAさんファンなら……。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
オタカノ |
DisAbel |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B |
S- |
A |
Normal |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
平凡な学園2年生のアナタ。彼女イナイ歴=年齢。成績中の中。運動神経平凡。
友達らしき者は何人かいるけど、親友はいない。趣味は自室における複数参加型オンラインRPG。
ある時、ネトゲで戦友とも言うべき“ゴルゴ村正”と、たった2人でSS級クエストを奇跡的にクリア!
チャットで意気投合した2人。もしかしたら彼となら、リアルでも親友になれるかもしれない……そう考えたアナタは、ささやかに2人でオフ会を開くことに。
しかし会ってみると、ゴルゴ村正は、同じクラスの春菜もえ(♀)だった!
クラス委員で、人付き合いもなく、根暗で、ガリ勉ビン底眼鏡と言われている、あの春菜!
しかし目の前にいるのは、可愛らしいミニスカとトップス、眼鏡をコンタクトに変えてイメチェンした春菜……いったいこれは!?
あんたはネカマか!? と罵るも、春菜は意に介さず、不敵に笑う。クラスではほとんど喋らず、寡黙なガリ勉ビン底と言われていた春菜だが、口を開けばマシンガンのように悪口雑言、ネット隠語が飛び出す女の子だった。
学園での大人しい春菜と、今の春菜とのギャップにビビる主人公。しかし、どこかしら共感を覚えるのだった。
RPGで人との繋がりや協力協調は、クエスト突破には不可欠な要素。RPGこそ人生の指針であったか……そう考える春菜はソーシャル・ネットワーキング・倶楽部、略してSNCという不可思議な倶楽部を設立し、主人公を強引に勧誘する。
人と人との繋がり、コミュニケーションを研究し、協調協力を模索しながら人生を見つめ直す……などという高尚な目的はすぐに破綻することになるのだが、なにはともあれ、SNCに新たなメンバーが加わり本格的な活動が始まる。
そして驚愕の提案。「当倶楽部活動中は、制服の着用禁止!」
裸の付き合いこそが友の証……と、RPGのセリフまんまの提案を、なぜか倶楽部のポリシーとすることに。
真っ裸ではアレなので、一段階手前、下着姿で倶楽部活動をすることにはなったが……。
さらに、倶楽部へ応募してくる人たちは、なぜかちょっと普通でない女子ばかり! この学園に普通人はいないのか!?
アナタだけの学園ではじまる、ドタバタ・ラブ萌えコメディ、ここに開幕!
感想:
「だぶる」はないわー。
意外にもしっかりとしたストーリー。ライトノベルで読みやすく、適度に面白かったです。
アフターストーリーもありますが、パッチあてないと見れません。
CGは差分含めて343枚。
BGMは音楽鑑賞モードがないのでよく分かりません。
えちシーンは、もえ9回、すみれ・千夏・明奈8回、愛子7回、ハーレム3回と多いです。
えち度も高め。シーンも多く、オタクらしくコスプレも充実してます。
システムは一通り揃っていますが、強制スキップのキー割り当てが欲しかったかな。
謎解きが結構厄介でした。お金稼ぎはハイ&ローが一番ラクですよ。
お気にキャラは「七草愛子」。初心で大和撫子な点がいいですね。
ストーリーは「春菜もえ」。一途すぎて少し怖いが、可愛いは正義です(ぇ
ただのオタクラブコメかと思いきや、意外性があって楽しめました。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
おたマ! |
ユニゾンシフト・アクセント |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A |
B |
A |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
マンガ・アニメ・特撮などが趣味の、いわゆるオタクな主人公。
そんな主人公は、ネットで知り合ったオタク仲間とオフ会を開催することに。
しかし、オフ会に現れたオタク仲間の正体は、小さなかわいい女の子ばかりだったのだ!
面倒見のいい主人公はリアルの女性は苦手だが、みんなに慕われ、つるんで行動するようになる。
もちろん、つるんで行く先はオタク御用たちの、とっても濃ゆい店ばかり……。
オタ的な知的好奇心を満足させるため、そしてエロい好奇心を満たすために、今日も主人公はちっちゃな身体相手にドキドキするのだ!
感想:
ネタがさっぱり解らん…。
シナリオは全6ルート+ハーレム。こより、あめりはとにかく短い! えっちしたらすぐエンディングです。いいなも結構短いかな。
ていうか主人公が先生と心酔されるほどの魅力がいまいち伝わらない。ネタが解らないせいか。
ただ、好きなことを諦めるなとヒロインを説得するセリフは熱くて良いね。
CGは75枚+差分335枚。
BGMは10曲+唄2曲。鑑賞時の音量調整×、プレーヤー機能有り。
えちシーンはきらら・まみ・もみじ・いいな5つ、こより・あめり1つ、ハーレム2。
システムは一通りで、クイックセーブ1つ、クイックロード可、音量テスト○。
お気にのシナリオ・キャラともに大手町もみじ。テンプレ通りのツンデレながら、主人公が兄として支えようと頑張るストーリーが良かった。
メイン3人以外がオマケ程度な扱いなのが残念。
漫画アニメ、エロゲ、BL、特撮、ミリタリーのネタがわかる人には楽しめるかも?
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
オトミミ∞インフィニティー |
あっぷりけ-妹- |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A |
B |
A+ |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
耳とシッポの配達員が、笑顔と幸せ お届けします!
主人公は人間だが、獣人を可愛いと思ってしまう“特異な趣味”を持っているため、世間や知事からの過激な弾圧と立ち向かうことに。
一人では抵抗すらできない難局を前に、獣人のヒロインたちと力を合わせる主人公だが……。
なんとヒロインを攻略するだけでは物語が終わらず、以降の周回に“ヒロインの成長”を持ち越すことが出来る本作!
主人公と結ばれ成長したヒロインは、ここぞという時にその成長を垣間見せ、新たな行動と選択を示してくれるようになる。
全てのヒロインが成長したその時こそ、大団円のハッピーエンドへの道が開かれる……っ!?
あまりに傲慢で偏見に満ちた敵に対して、はたして主人公たちはどんな闘いを見せてくれるのだろうか?
感想:
尾と耳でオトミミか……。
シナリオは全6ルート。世界観の作りこみが甘く、展開がかなり強引な感じ。
ヒロインたちは見てて面白かったけど、もう少し獣人らしい活躍なりが欲しかったです。恋への発展もかなり唐突。照れ隠しにしても発情期はないわー。
CGは89枚+SD絵16枚+差分288枚。ヒロインたちの獣モードがむちゃ可愛い。
えちはまよい6、茶々子・羽根美・紺・てとら5、千津留2。オマケがフェチいです。
システムは一通り。クイックセーブ1つ、オートセーブ無、プロテクト有、ディスクレス可。なぜか当環境下では画面サイズ変更がうまく出来ませんでした。
お気にキャラは茶々子。やっぱり犬はいいね!
シナリオはまよい。Trueルートと言えるでしょう。
とにかく、キャラは立っていてもより輝けるイベントが少ないのが残念。
もう少し丁寧な展開作りにすれば、良作になったのではないでしょうか。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
鬼ごっこ! |
ALcot |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B |
A+ |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
その島にはかつて「鬼」が棲み、数えきれないほどたくさんの宝を集め持っていた。
しかし、鬼は三匹のお供を連れた「桃太郎」に退治され、桃太郎は宝を持ち帰り、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
それは、誰もが知っている昔々の「おとぎ話」――
それから遥かな時が流れ、現代。
世間は一人の怪盗の活躍に沸いていた。その名は怪盗・温羅(ウラ)。
神出鬼没にして大胆不敵。盗む相手に予告状を送り、華麗な技で盗み出す。
彼は遠い昔、桃太郎に退治された鬼の末裔だという。
奪われた「秘宝」を、正当な持ち主のもとへ取り返す。それが、彼の目的なのだと。
そして、かつて鬼が棲んだその島にも、温羅からの予告状が届いた。
島の中心に建つ学園。誰が呼んだか「鬼ヶ島学園」。
その学園に、一人の少年がやってきた。
浦部圭介。実は、彼こそが世を騒がせる怪盗温羅、その人だった。
折しも島では、温羅から届いた予告状の噂でもちきり。
だが、当の温羅である圭介はその予告状を出した覚えがなかった。
怪盗温羅を騙り、予告状を出した偽温羅とは何者なのか。偽温羅が狙う「秘宝」とは何なのか。
圭介は正体を隠しながら、昼は学生として、夜は怪盗として、偽温羅や秘宝の情報を集めていく。
だが、その途上で気づいたことがあった。
学園には、かつて鬼を退治した桃太郎や金太郎、一寸法師に乙姫様の末裔たちが通っていたのだ。
時代を越え、ご先祖様の因縁を越えて、いま彼女たちとの学生生活が始まる。
これは、とある学園を舞台とした、現代の「おとぎ話」――
感想:
葵たんが攻略できないなんて……!
昔話がモチーフとなっており、読みやすいです。
展開がやや強引だったり、お惚気シーンが長かったりと、気になる点もあるものの読み応えあるストーリー。
CGは77枚+SD絵50枚。ちょっと少なめな感じ。灯のお色気CGが少ないぞ!
BGMは34+唄2曲。おとぎ話風でテンポが軽やか、雅な感じの曲です。
えちシーンは暮葉・灯4、加奈・乙女3。コスプレが充実していて、回数も十分。
システムは必要なものが一通りそろっています。タイトルから続きを選ぶと直前データから始まるのは、結構便利だったかな。
お気にキャラは「坂上 加奈」。意外としたたかなところが良い。
シナリオは「住吉 暮葉」。一番充実した内容ではないかと。
サブキャラの、妹である葵は攻略できないながらも楽しいキャラです。
なかなかにオススメ!
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
鬼ごっこ!ファンディスク |
ALcot |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B |
A |
B |
A |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
商品紹介:
本編の人気投票で、圧倒的な攻略希望が寄せられた妹キャラ・浦部葵を筆頭に、それぞれのアフターストーリーを描くファンディスクがついに登場!
どの物語もラブラブなハッピーエンドを迎えた主人公とヒロインたちだが、やはりその後も様々な苦悩が待ち構えているようで……。
妹ファンはもちろん、かわいいヒロインたちの虜となった「鬼ごっこ!」プレーヤーは必見!
オトナのためのエッチなおとぎ話は、まだまだこれからが本番!?
感想:
葵たんが全て。
FDとしての出来は上出来。アフターストーリーはどれも面白く、CGやエチシーンも十分ではあるが、ボリュームはそうでもないかな。
値段の高さは特典のキーホルダーやCD分なのでしょうか。正直いらn
CGは37+SD絵17。差分が多め。
えちシーンは葵・暮葉4、灯・加奈3、乙女2。えち度も十分。
本作が好きならやって損はないかと。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
お前のパンツは何色だ!? |
Molamola.software |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B |
B+ |
B |
A+ |
A- |
Normal |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
「君のその天才的な頭脳を、これから3年間、私のためだけに使いなさい!」
編入初日、主人公・藤堂高斗の前に立ちはだかり、パンツ丸見えすら気にせず笑顔の少女・石田みつなは そう口にする。
海外の大学への進学に失敗し、故郷・浜長市の市立湖城学園に編入してきた失意の秀才である高斗は、「いやだ」 と一蹴。
しかしみつなは半ば強引に高斗を、彼女が会長を務める学内の非公認同好会『湖城縦横会』に入部させようと画策する。
最初は嫌がっていた高斗だったが、みつなの必死の説得に心を動かされて縦横会への入部を決めることになる。
高斗が入部した湖城縦横会の活動内容はみつな曰く、ただ一つしかない。
“言葉で人を助ける”その活動の中で出会った女の子たち、そして新しい部員たち。
彼女たちは、部長のみつなに負けず劣らず一風変わった女の子たちだった。
いや、というかありえないほど変な女の子たちだった。
M気の強いお嬢様や、どこでもオナニーする貧乏少女や、どう見てもストーカーの元幼なじみや、妄想電波な女の子。
しかし高斗はそんな非常識なキャラ設定の世界観にもめげず、みつなの“言葉は人を救える”という信念を半信半疑ながら実践してみようとする。
彼女たちの性格を推理し、性癖を追求し、その心の奥底にある何かを追究してゆく。
感想:
ノリと勢いのみ。
シナリオは全19ルート。良くも悪くもキャラの個性が強すぎて、肝心のシナリオがついていけていない感じ。
1人に3〜4ルートあるが必要性を感じないものも多々あります。おそらくはトークバトル、ディテクティブモードでの分岐ルートとして用意しただけではなかろうか。
CGは80枚+差分294枚。パンツパンツという割に、パンツのCGはほとんどないです。
BGMは31曲+唄1曲。パンク・ロックなノリの良い曲が多く、ぶっ飛んだこの作品にはピッタリ。鑑賞時音量調整×、曲送り戻り等操作性×。
えちシーンはみつな・夜実11、茶江・雫9、咲子8、他4。数は多めかな。
システムは一通り。クイックセーブ1つ、オートセーブ×、音量テスト×、ノンプロテクト。
お気にキャラ・シナリオ特になし。
トークバトル、ディテクティブモードの攻略性は確かにあるけれど、あまりピンとくるような流れもなく、何かひねりが欲しかったかなあ。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
想い出の還る場所 |
煉瓦舎 |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A+ |
B+ |
B |
B+ |
B- |
Hard |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
恩師の死をきっかけに、10年ぶりに山村を訪れ旧友たちと再会を果たした主人公が思い出したのは、10年前の夏に、たった1ヶ月で居なくなった美少女「かのか」のことだった。
彼女とは2人だけの秘密もあった。そんな時、主人公は再び少女の面影をみる・・・。
そして、彼女の実像と行方を求めて山村を探し始めた主人公が見つけ出したものは、10年前に彼女が書き残した日記だった。
そこに綴られていたのは、運命と戦う少女の声。結局、彼女の謎に迫ることはできなかったが、彼女の残した日記は、主人公の心をゆっくりと動かしていく・・・。
感想:
キャラそれぞれに独立したストーリーがあり、人数も多いので、やり応えは十分。
全員をクリアしたあとのスペシャルシナリオまで用意してあり、かなり良い出来ですね。
他社の美麗なCGと比べるとやや見劣りしますが、数は多めで、キャラそれぞれの子供と大人の描き分けが上手に出来ていて良かったです。
H度も意外と高めで、人数が多い分、数もあります。
ただ難点は、システムの悪さ。スキップをすると未読までしてしまうわ、今現在が何日目か分らないわ、読み返しもないわで、かなり大変です。
移動場所も多く、「想い出に還る」というコマンドも、人数分あるため数が多く、さらにどこでも出来てしまうため、行動の選択肢が広すぎて、狙ってストーリーに入るのはかなり難しいでしょう。
大人になった主人公たちの、ちょっとした青春ドラマのようなストーリーで、かなり良い出来なのですが、システムの悪さが足を引っ張っています。ほんとうにもったいない・・・。(^^;
ですが、なかなかにオススメです!ただし、事前に攻略法を準備しておくことを忘れずに。(笑
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
お約束LOVE |
林組 |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B |
B |
B |
B |
B+ |
A- |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
ある日、下校途中の主人公は、占い師に話し掛けられ、「近い未来、運命の赤い糸が一斉に引かれ始めるであろう。だが、このままでは、全ての糸が絡まりあい、全ての糸が切れてしまうであろう」と予言された。
困惑する主人公に、占い師は続けて、「3ヵ月後の誕生日の夜に、一人の相手と一緒に過ごせば、その相手と結ばれるであろう」と告げた。
その予言どおり、あくる日から、主人公の周りで、信じられないような運命(お約束)の出来事が沸き起こる。
感想:
本当にお約束な展開です。(笑 でも、ストーリー自体はノリがあってテンポの良いストーリーです。ただ、若干ちぐはぐな印象も受けました。
各章の間に、CMが入るという、目新しい趣向が凝らされています。
確かに良かったのですが、一度見たら二度目からは飛ばせるようにして、CMだけをまた別にメニューで見られるようにすれば良かったのでは?
それと、スキップがなかなか中止しにくく、何度も読み飛ばしてしまいました。クリックで止まるようにしてほしいですね。
全体的に、綺麗にまとまってはいましたが、ストーリーに厚みがないので、物足りなく思いました。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
俺たちに翼はない |
Navel |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A+ |
A+ |
A |
B+ |
B |
A+ |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
――大都市・柳木原。
おびただしい数の人と建物がひしめく、巨大な繁華街。
――季節は冬。
空を見上げれば、そこには無表情な白い空。
ありがちな悩みとありがちじゃない悩みを抱えた若者たち。
彼らが出会う、恋ともろもろ。
それはきっと何処にでもある、ありふれた物語。
感想:
や、全然ありふれてなんかないから。てかなぜコーダインは攻略できないんですか!(ぁ
多重人格障害という重いテーマのわりに、あの「それ散る」のライター、王雀孫さんらしいテキストのおかげで、面白おかしく楽しみながら読めて、かつきれいすぎる感はあるものの、きちんと決着がついているのが素晴らしい。
とはいえ、ラストがなんともご都合主義的なまとめなのが、若干不満というか複雑な感じです。
それに、テーマゆえに一見支離滅裂に見える主人公の言動、王さんらしい無駄とも思える膨大なテキスト量が、読んでて疲れてくるので、気軽にオススメできないところ。
CGは、「それ散る」と同じく西又葵さんなので申し分なし。エロさはないけど。
BGMは力入ってました。各主人公編ごとに、うまく場を盛り上げてくれます。
えちシーンは、各ヒロインとも1〜2回。淡白です。
システムは使いやすくまとまってました。長編なので、シーンスキップは超絶に便利です。
攻略が完了すると、タイトル画面が上の画像になるのですが、ぶっちゃけ「それ散る」とそっくりの構図なので、思わず笑っちゃったですよ(笑
テキスト量がほんとにハンパないので、時間があるときにプレイすることをオススメ。
最後になって判るけど、プレイヤーもISH(Inner Self-Helper)として参加している、という事実に、なるほどと驚嘆しました。プレイするなら、ググらないようにw
お気に入りはコーダインこと「香田 亜衣」。真っ直ぐで健気。これでヒロインじゃないなんておかしいだろ。
シナリオは、鷹志編かな。思わず投げ出したくなったけど、そのおかげか逆に感動がひとしおでした。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
俺たちに翼はない AfterStory |
Navel |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B+ |
A+ |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
作品紹介:
メインとなるアフターストーリーでは、4組の主人公たちそれぞれの後日談。
その他のショートストーリーでは、主人公以外のキャラクターにスポットを当てたものやエッチシナリオ、また誌面上などで掲載されていた関連小説もゲーム形式で一挙収録! 総計20以上にも及ぶエピソードが楽しめます。
感想:
今回もコーダインは攻略できないのか……。
本作やってないと意味がわからないのは仕方のないところ。
SSなので気楽に読めるし、相変わらず面白いです。
コーダイン攻略がないのが本当に残念……。
CGは意外と多めでえちもシチュエーションがなかなかにマニアック。
本作が気に入ったならやって損なし!
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
俺の彼女のウラオモテ |
Aries |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
A |
B |
A+ |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
気づかされて、それまでの自分を見失って……。
“本当”の自分と、初めて向き合うことが出来ると思って……。
夏休みが始まる7月の終わり頃。
主人公の上杉孝也は、学園祭の実行委員会に立候補することにした。
委員長は兼ねてから憧れていた、クラスメイトで優等生の天原みやび。
少しでも距離が縮まればと思っていたある日、彼女の普段とは違う一面を見てしまう。
同じ時期、妹の朱乃が所属するバスケ部の試合も近づいていた。
慌しくなる日常。
幼なじみの都宮なづき、偶然知り合うことになる鳴ヶ崎カンナ。
伊達行人たちと共に過ごす学園最後の夏は、少し違う予感がしていた。
そして、父親の再婚。 どうやら相手の女性には連れ子がいるらしい。
朱乃と孝也は新しい家族と過ごすことになり、準備に追われることになる。
引越しの当日。
父の再婚相手と一緒に尋ねてきたのは、まさかの委員長……天原みやびだった。
――醒めない夢を見ているように。
そこにある当たり前の幸福を噛み締めて、みんなが笑っていた。
共に過ごせる最後の夏を、いつまでも忘れないように。
感想:
通称が「ののうら」って、略しすぎだろ。
シナリオは全4ルート。性格の裏表がちゃんと描かれていたのは天原みやびくらいで、ほかは気持ちを隠す程度のもので、言うほどウラオモテがありません。
主人公の親友の行人がなかなかイイ役。アッーな展開はないのであしからず(ぇ
CGは72枚+差分301枚。立ち絵キャラの表情は変化に富んでいて良いですね。でも胸の間に腕を入れるのはどうなんだ……。
BGMは17曲+唱8曲。各キャラごとにエンド曲あり。鑑賞時音量調整×。
えちはなづき4回、他3人とも5回。
システムは一通り。クイックセーブ1つ、クイックロード画面無、音量テスト○、ディスクレス可。
お気にのキャラ・シナリオともに天原みやび。唯一のタイトル通りと言えるシナリオですね。コイツがいなかったらただのエロゲ。
気になったのはエンド後に続くエピソードがムダに長いこと。えちして将来を誓って終わりとか、わざわざ入れた意味がわからない。ただダレるだけ。
期待ほどのキャラの二面性はなく、普通にイチャラブなストーリーだと踏まえてプレイしましょう!
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
俺の彼女はヒトでなし |
ホエール |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
S- |
S- |
A+ |
B+ |
A |
A+ |
Normal |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
海と山に囲まれた海山半島の南端、私立花房学園に佐伯悠真という 1人の少年がいた。
秋も深まり肌寒くなってきた頃、平和ながら退屈な日々を過ごしていた彼に連続して怪奇現象が襲いかかってくる。
全てから目を背け、逃げるように階段を登っていく。
屋上に辿り着き、ここまで来れば大丈夫だろうと思い夜空を見上げてみると、
そこには掃除機に腰をかけ、悠然と空を飛ぶ幼なじみの姿があった。
感想:
これは良い予想外。
とにかくキャラが魅力的。久仁彦だけは活かし方が悪かったが。
ストーリーが意外にシリアスで、TRUEルートできちんと補完もできています。
各キャラのブルーエンドは本気でブルーになれます。
CGは91枚、差分が490枚とかなりのボリューム。
BGMは30曲+唄3曲。雰囲気に合ったいい曲が多かったです。
えちシーンは盟依・燈5、日向・アリス・衣緒6、その他1。結構多め。
人外とはいえ、人間ですので。(何
システムは一通り使いやすくそろっています。ナビキャラが可愛かったり、システムナビの声も豊富で面白い。
難易度は、ゲーム自体はナビのおかげで楽なのだが、おまけのプレミアムモードの全回収はかなり面倒。
システムナビも選んで聞けるようにして欲しかったですね。
お気に入りのキャラは「美作アリス」。元気で可愛くて強い意志のあるステキな子です。
シナリオは「久世日向」。本気でシリアスなブルーエンド。人外らしさが一番良く出ていました。
満足のいく良い作品でした、オススメ!
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
俺のタマノコシに乗ってくれ |
パティスリー |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B+ |
B+ |
B |
A- |
A |
Hard |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
主人公・高峰浩助は私立藤乃宮学園で学園生活を楽しんでいる、どこにでもいる至って平凡な青年。
目指すは平凡なサラリーマン、平凡な結婚、平凡な家庭。
だが、“小市民” を地でいく彼の前にある日突然、どう見ても平凡さのかけらもない黒服の男たちが立ちはだかる。
あっさり拉致され、連れて行かれた先は財界に名を馳せている名門財閥・藤倉財閥の総帥の面前。 そして彼を胡散臭い目で見つめる親族一同。
驚き戸惑う浩助に、総帥はさらりと言い放つ。
「浩助に藤倉財閥を継がせる」 と。
その瞬間、彼の平凡な生活は遙か彼方へ消し飛んでしまった。
財閥の後継者レースに巻き込まれた浩助の、愛あり、涙あり、ちょっとエッチありなドタバタライフ、ただいま開幕!
感想:
これは攻略見ないとしんどいね……。
シナリオの量が結構あります。5人のヒロインそれぞれ2種類のエンドとハーレム含めて11ルート。選択肢も多く、分岐フラグのまあ難しいこと。
問題は、主人公のイザというときの言動がいまいちカッコよくないこと。親友がいなかったらどうなっていたことか……。もう少ししっかりしてほしかった。
敵役である西園寺とかの妨害工作もどうにも中途半端。安易なご都合主義で終わってしまうし。もう少しドロドロとした人間模様など、シナリオを掘り下げて欲しかったです。
CGはやや時代遅れな感じです。数の多さでカバーかな。
えちシーンは結構多いものの、絵柄のせいでいまいちエロさに欠けます。
システムは、ジャンプ機能が重宝しました。でもこの難易度なら、前の選択肢に戻る機能も欲しかったです。
お気にキャラは龍夜。真面目な良い人です。シナリオは渚。唯一主人公が光っているストーリでした。
攻略しがいのあるゲームとは言えるかもです(笑
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
俺の巫女さん |
evolution |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
B+ |
B |
A |
B |
A+ |
A- |
Easy |
評価は、A(良い)B(普通)C(悪い)と最高評価のSの、4段階
あらすじ:
ごくありふれた、小さいけれど平和な町、乙女町。
主人公はこの町にある乙女学園に編入する事になった、巫女さんが大好きな普通の青年である。
いや、ただ一つ、『物質変換』という異質な能力を持っていた。
最強ともいえるこの能力を、主人公は、「この能力は、神が俺にこの能力を使って世の中の可愛い女の子をみんな巫女さんに変身させてしまえと言って与えたものなんだ!」と考えていた。
そして、新しい町で見つけた古びた社には、黒髪に白装束、そして、真紅の袴をまとった、主人公が長年思い描いていた理想的な巫女さんがいた。
歓喜に溢れた主人公は、この町を、彼女のような巫女さんで埋め尽くそうと、大いなる野望を抱いたのだった…。
感想:
とんでもなく無茶苦茶なストーリー展開です。いきなりHしやがりますし・・・。(^^;全体的に、厚みが足りませんでした。
Hシーンは、巫女さんフェチにはたまらないでしょう。(笑
音楽は、作風に合わせてか、雅な曲が多かったです。
メッセージ巻き戻しは、ホイール付きマウスか、PgUpキー、PgDnキーで出来るようですが、サポート対象外ってのには驚きました。
題名どおり、巫女さん好きな方にはお勧めです。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
終わる世界とバースデイ |
コットンソフト |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A- |
A- |
A |
B+ |
A+ |
A |
Easy |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
あらすじ:
――あの日。 本当に世界が終わるなんて、誰も信じちゃいなかった。
でも、心のどこかで、そう望んでた――
2012. 9.29 世界が終わる――
夏も終わりを告げようとする9月。
その噂は主にインターネットを通じて、世界中でまことしやかにささやかれていた。
もちろん、そんな噂を鵜呑みにしている人間はほとんどいない。 しかし信じずとも、密かに不安と期待を抱いている人間は大勢いた。
“その日に何かが起こるのではないか”という、漠然とした不安と期待を。
主人公は、そんな噂には一切興味のないほうだった。
彼にとって大事なのは、死んだ親友の妹を守ることだけ…… 彼のことを死んだ兄だと思い込んでいる、かりそめの妹を。
だが予備校で知り合った同級生に相談され、なりゆきで“9.29対策協議会”という非公式サークルを作ることになる。
そのサークルの目的は、今ネットで話題の“世界が終わる”という噂が真実か否か、みんなで検討して対策を練ろうというものだった。
2012年9月29日まで、あと*日。
その日は死んだ親友の命日であり、“妹”の誕生日でもあった――
感想:
世界が終わる以上、想いも終わらせないと救われないのではないか?
シナリオは7ルート+オマケ3本。ヒロインたちとエンドを迎えながら少しずつ世界の形が見えてくる流れが良い出来。
サブキャラも活躍していてストーリーを盛り上げてくれます。
SNSといった現代的なギミックも有効活用されていてすばらしい。
ただし、どのラストも切なさ満点なのがマイナス点。せめてエピソードでは全員集合してもいいじゃない…。惜しい、惜しすぎる。
CGは78枚+差分873枚。表情豊かで可愛いらしい。
BGMは20曲+唄5曲。OP曲、ED曲ともに良い。「てんくうタウン」も明るいテンポある曲です。プレーヤー機能○、音量調整×。
えちは入莉5、ミカ・成子3、柊2、織塚1。織塚、不憫な子……!
システムは一通りで、クイックセーブ1つ、音量テスト○、起動ディスク要。
お気にキャラ・シナリオともに織塚美咲。健気すぎて泣ける。
なんとも言えないもどかしさが胸に残るものの、やって損はないと思います。
タイトル |
ソフトハウス |
ジャンル |
終わる世界と双子座のパラダイス |
コットンソフト |
ADV |
総合 |
ストーリー |
CG |
BGM |
H度 |
システム |
難易度 |
A |
B+ |
A |
B |
A |
A |
Normal |
評価(かっこ内10点満点換算):S(10)、A(9〜7)、B(6〜4)、C(3〜1)
商品紹介:
「終わる世界とバースデイ」と「双子座のパラドクス」のアフター&サイドストーリーや、おまけエッチ、ミニゲーム「コットン大富豪」などを収録!
同梱特典のコットン読本では、デビュー作からイベント売りのミニファンディスク・最新作まで、スタッフコメントを交えてコットンソフトの歴史を振り返ります。
感想:
とにかく大富豪が面白い。
シナリオは5つ+オマケHが6つ。十分読み応えがあります。
CGは38枚+差分137枚。
BGMは鑑賞モードなし。さすがに贅沢は言えないか。
えちは6つ。コスプレバンザイ! 別ゲームのキャラが2人ほど出てます。
システムは一通りで、クイックセーブ1つ、音量テスト○。
とにかくコットン大富豪が面白い! さくっと遊ぶには最適。ローカルルールも豊富ですが、難易度設定は欲しいかなあ。
カードの絵柄に、終わせかと双パラのキャラは入れるべきだったろう…。これだけは不満です。