耐震リフォーム

屋根リフォームの場合

　瓦屋根の葺き替え時に、軽量瓦を。
屋根が軽くなると地震の際に受ける力も小さくなります。
　また、同時に屋根下地に構造用合板を使って水平構面を強くしたり。
　もちろん雨漏りによる劣化や腐食部分は修繕しますので、耐震性能は向上します。

外壁リフォームの場合

　サイディングの張替時には、筋交いの追加や補強・構造用合板の追加など耐力壁を増やすことができます。
外壁リフォームは主に建物外部から行なえるため、住みながらの工事がしやすく、生活への影響が少なくてすみます。
　外壁をはがした際には劣化・腐朽部分の修繕もでき、耐震性能も向上します。

水まわりリフォームの場合

　水まわりのプラン変更に合わせて耐力壁を増やせます。
また水まわりは腐食の被害を受けやすく、必要に応じて補修することができます。
　水まわりの床段差を解消する場合には、構造用合板を張ることにより、床補強ができます。

内装・間取りリフォームの場合

　和室を洋室、洋室を和室等に変更するときには、壁の下地を構造用合板にしたり、筋交いを補強・追加したりできます。
また１階の床をはがせば内部から基礎の補強もできます。
　下地撤去の際には、耐震化に加えて、断熱工事も行なうことができます。
　間取りの変更や増築の際には、耐力壁等を追加し、より安全にすることができます。